【米国在住者向け】アメリカでFXの始めるにあたり ∼ビザ、取引時間や取引所について∼

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
昨日は外がめちゃくちゃ寒くてダウンコートを着ている人も出始めました。とはいえ、ひきこもりにはあまり関係ないんですけども^^;
今日はアメリカ在住者向けのFXに関する話をしようと思います。FXを始める際の基礎知識ということで、米国滞在ビザの話や取引時間、アメリカにいながら使える業者について紹介していきます。
アメリカでFXトレードをするためのビザ問題について
まずこれが一番重要になってくる事だと思いますが、米国でトレードするためのビザに関して深ぼって見ていきましょう。
米国での取引所を使うには市民か社会保障番号が必須
ちょっと残念なお知らせになるかもしれませんが、米国在住者なら誰でもアメリカの証券会社で取引できるのか、というとそうではありません。FXに限らずですが、米国口座で投資やトレードを行うという事は、アメリカ国内でお金を稼ぎ、納税することになります。よって移民の場合以下のものが必要です:
2、 労働許可証
3、 社会保障番号(もしくはITIN)
4、 米国内の銀行口座
になります。市民権保持者はもちろん、永住権であれば自由に労働が許可されていますが、それ以外のビザで就労する場合、ビザによって条件が違うこともあります。
H1-Bという一般企業がスポンサーになるビザや、アーティストビザのOビザが移民ビザで最も多いと思いますが、Oビザの場合スポンサーとの仕事以外使えないとか、H1Bは企業側が副業を禁じているなどもあるかもしれませんよね。ですので、スポンサー先や移民弁護士に相談してから始めるようにしましょう。
投資家ビザって?トレードでビザは取得できるの?
この質問には2つの別の要素があるのですが、まずトレーダーの仕事で米国就労ビザが取得できる場合というのは、ビザのスポンサーになってくれるところがあるなら有り得る話です。例えばどこかのトレードデスクや、企業で資産運用を任される場合、その企業側がビザのスポンサーになってくれることはあります。サミさんのいるT3ライブも以前はビザのスポンサーをしていました。
ですが、その際に発行されるビザはH1Bビザといって、投資家ビザ(E1ビザ)ではありません。H1Bは特殊技能を持つ技術者が得られるビザなので、例えばエンジニアや医者を始め、それ以外でも何か技術を要する高学歴者のビザはH1Bです。
ですがこのH1Bビザは、申請・労働条件も厳しく、これが永住権保持者や駐在員(Lビザ)で同じことをしていたらどんなに良かったか、なんて屈辱を味わうこともよく聞く話だったりします。
ちなみに、投資家ビザというのはEビザといって、トレーダーには関係なく、アメリカで起業をする方向けのビザです。厳密には、E1とEB5といった、永住権なしのものとありのものの2つがあるようですが、どちらにせよ一定額以上の投資と、米国人の従業員を雇うなどの条件が付くものなので、なかなかハードルが高いビザなのですね。
配偶者ビザのH4やE2などは?
メインのビザ保有者の配偶者の場合、相手が働いている場合は、その配偶者も納税することができます。ビザによっては、配偶者も就労可能になることもありますので、その場合は心配の限りではありません。
しかし、例えばH4ビザなんかは就労許可証をもらえないことが多いです。その際に取得するのがITIN(Individual Taxpayer Identification Number)です。
これはIRSオフィスに行き、必要書類を提出すればもらえるもので、この番号があればFXを含む証券口座は開けることは可能です。
しかしながら、ビザの有効期限の問題や、収入があることで移民局側から何か言われる可能性も否定できないので、これもビザを取得したときの移民弁護士に相談するのが良いですね。
学生ビザのF1・M1保持者はどうか
余談ですが、学生ビザ(F1、M1)であれば、大抵の場合社会保障番号がないのでアメリカの口座開設はできません。ですが日本の口座は使用可能です。
日本国籍保持者の場合、例え永住者であっても学生ビザであっても、日本に住所や銀行口座があって、マイナンバーも取得している場合、ブローカーによっては口座が開けられます。中には口座は保持できても取引ができない会社もあります。
おそらくですが学生ビザの場合、日本に一時帰国したときなんかには海外のハイレバFX口座も使用できるかと思いますので、米国永住、市民側からするとすごく羨ましい話なのです。
FXの取引時間
アメリカ東海岸に住む私にとって、FXの取引時間にはかなり恩恵を受けていると感じています。基本FXは週末休みの平日24時間、といった感じですが、住んでいる国や地域によって時差により時間が異なるのです。
FXの取引可能時間
日本国内は時差がないので、どこに住んでいても取引時間は共通ですね。簡単に主要都市の時間をまとめると、
● ニューヨーク:イースターン時間日曜日午後5時から金曜日午後5時
● サンフランシスコ:パシフィック時間日曜日午後2時から金曜日午後2時
● ロンドン:UK時間日曜日午後10時から金曜日午後10時
● シドニー:シドニー時間月曜日午前9時から土曜日午前9時
ですので、旅行や長期滞在などで地域が変わると、取引時間もその地の時間で変わるので、気をつけてくださいね。ちなみに、この中でサマータイムがないのは日本だけですよね。ですので、日本は夏季は一時間早まります。今アメリカではサマータイムがオフになりウィンタータイムなんて言ったりしていますが、本来は今の時間が正式な時間です。
このサマータイムは英語圏ではDST(Daylight Saving Time)といって、夏ごろ(4月始めから10月終わり)の間を一時間早め、明るい時間を有効に使うことが目的だとかそうでないとか。近年はスマホ保持が当たり前になったので良いですが、私が米国に来た10年以上前はガラケーが当たり前で、時間変更も手動だったため、当時は多くの人が仕事や学校に遅れてきたりしていました^^
アメリカ国内の時差と取引時間
国が変われば時間が変わるのは当たり前だと思っているので、あまり違和感がないですが、アメリカは広いので地域によって変わります。オーストラリアなんかもそうですよね。なので、ちょっと移動すると1時間ずれている、なんて事もあったりします。その一時間がまた厄介なのですよね。。アメリカでは主に地域別4つの時間があります。
● パシフィックタイムゾーン:ロサンゼルスやサンフランシスコなどの西海岸
● マウンテンタイムゾーン:ユタやアリゾナ、コロラドなどの山岳部
● セントラル:ミズーリ、テキサス、モンタナなどの中部
これプラス、ハワイとアラスカは別に時間があります。一つずつ見ていくと、もし現在ニューヨークなどのイースターン時間で午後12時だとすると、パシフィックは3時間前で午前9時、マウンテンは2時間前で午前10時、セントラルは1時間前の午前11時。そして、ハワイは5時間前なので午前7時、アラスカは4時間前なので午前8時です。では、FXトレードの取引時間にすると、
パシフィック:日曜日午後2時〜金曜日午後2時
マウンテン:日曜日午後3時〜金曜日午後3時
セントラル:日曜日午後4時〜金曜日午後4時
アラスカ:日曜日午後1時〜金曜日午後1時
ハワイ:日曜日午後12時〜金曜日午後12時
ちなみに、アメリカは全州サマータイムがあるのかと言うとそうではなく、ハワイとアリゾナ州では採用していないのでご注意ください。また、サマータイムやウィンタータイムの変更は、日曜日の午前12時頃に行われるのですが、FXの世界ではその変更になる直前の月曜日から時間変更がされるので、時間変更前の1週間は1時間時間がずれる、なんてトリビアもあります^^
ニューヨークタイム、ロンドンタイム、東京タイム
これまでは取引可能な時間帯として、各国やアメリカ国内の時間の説明をしてきましたが、FXの世界では、このニューヨーク、ロンドン、東京の3つの地域での時間が、取引する上で値動きの傾向を予測するのに重要だったりします。ここでいうロンドンタイムとかニューヨークタイム、という呼び名は、取引可能な時間帯のことではなく、その地域に住んでいるトレーダーが最も活発に取引する時間帯を意味します。ですので、各時間帯によって値動きの傾向が変わってくるので、それを意識しながら取引するとより戦いやすくなります。冒頭で、私は取引時間に恵まれていると言ったのはこのことなんですね。ニューヨークタイムで取引できるので、トレンドができやすく、動きやすいので一番取引しやすいのです。
米国在住者のFXの取引所
では最後に、アメリカのFX業者とアメリカにいても取引ができる日本の証券会社を深ぼってみていきましょう。
アメリカ在住者が使えるFX取引所
よろしければ、最近アップデートしたアメリカ在住者が使える取引所の記事があるので、こちらをご覧ください。
米国在住者が使えるFX取引所を徹底解説 【国内、日本、オフショアのメリット・デメリット全部語るよ!】
アメリカでFX口座を開こうと思っているけど、日本とルールが違って調べてもよく分からない。。そんな方へ向けて、米国内の規制事情から取引所、そして米国在住者が使える日本の取引所。更に気になるオフショアまで、メリット・デメリットも兼ねて一挙解説した記事。
総括
といった感じでいかがだったでしょうか。アメリカでFXをするには何かと制限はありますが、これも私達を大損のリスクから回避させるため、と考えればありがたいことなのかもしません。今回の記事が何かの参考になれば嬉しいです。