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【米国株・FX】ウィークリーアナリシス:4月4日週 ~カナダドル値動き検証、激安検証ツール紹介~

ウィークリーアナリシス トレード

今週のウィークリーアナリシス!今日は米国株式市場と取引優位性のある銘柄、ゴールドを簡単に分析した後、FX(カナダドル)の分析解説と先週の取引失敗を例に、チャネル上限の値動きを見ていくよ!

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
オルカのインスタ

今回のウィークリーアナリシスは、T3ライブのサミさんのYoutube分析がまだ出ていないので、個人的な先週の取引と、現在のマーケット。そして今週取引したいかもしれない銘柄、ゴールドの分析。最後は、カナダドル(USDCAD)の分析と、先週の取引失敗例を解説しながら、チャネル上限の乖離限界の値動きを紹介します。沙美さんの分析が出た時点で、補足を後ほどアップデートします。

記事の目次
1, 先週の取引と現在のマーケット分析
− 先週の取引
− SP500
− ラッセル2000
− ナスダック
2, 今週取引したい銘柄
− Apartment Income REIT Corp(AIV)
− Theratechnologies Inc(THTX)
− Bruker Corporation(BRKR)
− Constellation Pharmaceuticals Inc(CNST)
− ゴールド(XAUUSD)
3, カナダドルのチャネル上限での値動きを見てみよう
− 先週の取引
− チャネル上限乖離限界の値動き
− 現状の分析
4, 総括

先週の取引・マーケット分析

まず先週の取引を紹介して、そのあとマーケット分析に行きます。

先週の取引

NKE、BIDU… これは先週のリバーサル取引の銘柄です。木曜日まで持っていましたが、ナイキは木曜日の引けに下げてきたので、思ったほど値幅は取れませんでした。

MGNI… この銘柄は前回、40.3を超えたらロングする、と言っていたと思います。あまり圧力が強くなかったので25%で入れてみたんですが、ほぼ動かなかったですね^^; わざわざ週をまたいで持つ必要もなかったんで一旦撤退しました。空売り比率は高いんですが、上昇圧力が弱いのと、まだ20,50MAの下に位置することもあり、どちらかというと、下落優位にも見えるので、今は何もしないほうが良いですね。

HDSN… これは先週スイングで玉持ちを考えていると言っていた銘柄です。水、木と短期的に上昇していて、一旦の乖離限界を迎えて下げている最中かと思います。この状況、ギャップアップ前の値動きにも似ているので、今週取引できそうか引き続き見ていきたいです。月曜日のプレマーケットに上げなければ良いですが。。

マーケット分析

先週は前半はファンダメンタルの影響で少し下げ基調でしたが、後半は大きく上昇しましたね。先週は、デイトレの練習として色んな銘柄を取引してみたのですが、エントリーはもちろん、ものによって決済のタイミングが難しい場合もありますね。ターゲット直前で反発したので慌てて切ってみると、あとあと超えていったりとか。銘柄選定も、もっと質を上げないといけないと考えさせられましたね。今回は月足が確定したので、先週話していたSP500がどうなったのか、見ていきたいと思います。

では、まずはSP500から。

レコードハイを記録しましたね!これだけ見ると、インディケーターも上向きで、まだまだ上げていきそうに見えますが、レコードハイのあとは、わりと非効率な値動きが来たりもするので、ちょっと気をつけながら見ていきたいです。特に、今は空売り比率が異常に低いんですよ。この一年で最も低い0.30なので、その辺りは意識したいところですね。

月足も見てみると、

綺麗な陽線で確定しましたね!今月も上昇優位で見ていけるかなと思います。若干上のトレンドラインを上抜けていますが、また調整のためにトレンドライン内に戻ってくることは予想の範囲内。ビットコインみたいに、このままドストレートに上抜けていってくれれば良いんですけどね^^

次に中小企業のラッセルを見ていくと、

買いボリュームもそれなりにあって、インディケーターはどちらも上げ傾向なので、まだ上昇目線で見ていきたいと思います。ただこの銘柄は、一番上の節目まで来れるかの課題があるのと、先月足が実体のあまりない陰線コマで確定しているので、今月中この下の節目まで落としてくるのは、予測の範囲内です。空売り比率も0.29と、この一年で最安値です。

最後、ナスダックですが、

ナスダックが一番上昇優位性があるように見えます。買いボリュームも出ているし、20MA、その他インディケーターも上向きです。空売り比率も下がってきていて、今はニュートラルです。

今週取引したい銘柄

では今週取引するかもしれない銘柄と、ゴールドの分析を紹介していきます。

  • Apartment Income REIT Corp(AIV)
  • Theratechnologies Inc(THTX)
  • Bruker Corporation(BRKR)
  • Constellation Pharmaceuticals Inc(CNST)
  • ゴールド(XAUUSD)

Apartment Income REIT Corp(AIV)

これはThe高配当株ですね。配当利回りが70%近くあるんです。決算書はあまり良くない、というか私には意味が分からなかったのですが、先日紹介した高配当ギャンブルポートフォリオには入っています^^;

これが日足ですが、

綺麗な上昇で買いたくなりますよね。ですが、今回これを出しているのは買いではなく売り取引です。

今からロングしても短期的には取れると思うんですが、効率が悪いので、前回のFARMでの取引の逆で、崩れてきた所でショートで入れるかどうか、今週要観察銘柄です。空売り比率は下がってきているので、今週真ん中くらいでどうなるか楽しみです。

Theratechnologies Inc(THTX)

これもショート銘柄なのですが、上方乖離の限界が近いかなと見ています。

月足、週足では持続優位性の高い綺麗な上昇で、空売り比率もニュートラルなので、長期ではロング目線なのですが、今は短期的な崩れが来ると見ているので、それに乗れれば、という感じです。日足20MA当たりまで狙えればと思います。

Bruker Corporation(BRKR)

これはロング銘柄です。日足では地合い強く上がっていて、3時間足で綺麗な調整が出ています。

この調整の上限、$65.13を割ったら(これがサミさんのベースブレイクアウト手法)ロングで入る予定です。週明けギャップアップされないと良いですが。。ターゲットは$66.31、もしそれ以上いければ、$69.5辺りまで行ければと思っています。

Constellation Pharmaceuticals Inc(CNST)

これはショート銘柄の一つですね。下落圧力強く下がっています。

全ての移動平均線を深堀り、空売り比率がかなり低い。この$22.6を深ぼったらショートエントリーを考えています。$20.3くらいまで行ければなと思っています。

ゴールド(XAUUSD)

これが前回ゴールドを紹介したときの画像ですが、

上の節目を超えれば、上昇優位性があると思うと言っていたのですが、節目を超えたのに結局長続きせず、その後落としてしまいましたね。

現在はまた下の節目で反発し、上昇しているようですが、どれくらい続きそうか見ていきたいと思います。

まず月足ですが、

陰線コマですね。まだ下落の範疇ですし、ここから長期的な上昇転換は難しく見えますね。

週足は、

陰線ピンバーですね。下の節目がかなり意識されているのは分かります。これまでのショートの決済や、節目での買いが大きく入っただけのようにも見えて、一過性の上昇にしか見えないのですが、日足は、

きれいな陽線坊主ですね。短期的にはまだ上昇圧力が残っているので、この上の節目までは来れると見ています。

4時間足を見ると、

地合いが強い上昇ですね。短期取引なら、これらの節目に来た段階でどういった値動きをするかを見ながら、節目から節目の取引ができそうです。

前回も言いましたが、もしこの週足の上のトレンドラインまで来て、その後また失速するようなら、長期ポジションは減らしたいと思っています。今の時点では、まだ長期的な上昇ができるチャートではないなと個人的には思いましたが、どうなるでしょうか。今後楽しみです。

カナダドルのチャネル上限での値動きと今週の分析

先週のカナダドル(USDCAD)は火曜日、水曜日が面白かったなと思います。今回の取引での逆張り失敗談があるので、それを交えながら、カナダドルの上方乖離の限界にきたときの値動きを、検証ツールを使って見ていきたいと思います!おすすめ格安検証ツールの紹介もします。(アフィリじゃないです)興味がない方には究極につまらない内容なので、今週の分析だけ見たいよ、という方はこちらからどうぞ

先週の取引

まずこれが前回の4時間足ですが、

この時点ではまだレンジ中間にいて手出しができないので、もし節目が機能して反発したり、どちらかに抜けてきて、追随できそうなら、取引していきたいと思います。と言っていたと思います。

その後カナダドルは、この上の節目を抜けるも下落、といった感じでしたね。私は絶対いつか崩れると思っていたので、下落のタイミングを見計らって逆張りしようと入ったんですが、ミクロのチャネル上限の乱高下でロス狩りに遭いました^^; もちろんその後入り直しましたが、上方乖離の限界の値動きはいつも難しいですね!

とりあえず、状況をまとめるのに分かりやすいように、4時間足チャートを見せますが、

マクロの下落トレンドのチャネルが灰色のトレンドライン。そして真ん中の青い節目が、前回言っていたレンジ上下限。そして白い上昇トレンドのチャネルが、マクロのチャネル内でできた短期的な上昇のミクロチャネルです。

で、私が取引したのは、この白のトレンドライン上限、マクロの灰色のトレンドライン上限、そしてレンジ上限辺りを付けてきてからの下落です。

そこを拡大すると、

この水色がエントリー価格なんですが、確か一度目のボラの大きな上髭陽線の最高値だったので、実際はもうちょい下だったかもしれません。ここで指値設定し、ロスカットはちょうどこの白いトレンドラインあたりに引いておいたんですね。このときトレンドラインは少しズレていたので、ここまで来ると思ってなかったんですよね。

結果的にロス刈りに遭ってしまい、どれくら上昇が続くのか見るために一旦観察。その後、2度目の上昇の圧力が明らかに弱まっていたので、15分足で2本の大陰線形成を見て再エントリー。(丸の部分)といった感じです。その後レンジ入してからのもう一段の下落、を取引できたので、値幅は大して取れなかったですが悪くなかったかと思います。水曜日は分かりやすいブレイクダウンで、この下落のほうが取引しやすかったです。

カナダドルの上方乖離限界の値動きを見てみよう

今回私がエントリーしたこの局面ですが、マクロで分析していれば、この辺りで下落の可能性が高いことは分かりやすいですよね。なぜならチャネルやレンジの上限が近いし、これまでの環境的に、乱高下しながらの一過性上昇だったので、それを考えていれば、下落優位性が高いことは予測できますね。

でも、近視眼的に短期足のティックだけに集中してしまうと、上昇圧力の強さに惑わされて、あれ?もしかしてブレイクアウトして上昇継続??って思ってしまうんですよね。ここが初心者が一番順張りエントリーしたい病が発症する局面なんですね。

もちろん、ブレイクアウトして上昇持続することもありますが、多くの場合、少し上抜けてもまた崩れてきたりします。本当に上抜けて持続する場合は、その前段階で調整が入ります。例えばこんな感じ:

これはコロナショック前、カナダドル急騰直前、2020年2月末の値動きです。日足レベルで長期的にインバーテッドを作っていますよね。これを最終的に上抜けて、その後コロナショック急騰を起こしました。この丸部分、上限試してきたのに下落幅限定的で、急騰直前に調整のレンジを作っているのが見えますよね。

このとき、前もってブレイクアウトするのに気づいて、初めてカナダドル取引で、意味のある大きな利益を出せたときだったので、かなり鮮明に覚えていたりします。まあ、その後の急落では大損しているんですが^^;

通貨ペアによって、例えばトレンドが長引きやすい銘柄だったら、また特徴が違ったりすると思います。ですがどの通貨ペアでも、上方乖離の限界の値動きは惑わされやすいんじゃないかなと思います。私はこれまで、このような場面での順張りでかなりしくじってますので。

だから今回、カナダドルのようなマクロでレンジやチャネル、インバーテッドが多く、乱高下しやすい銘柄を取引する方のために、上方乖離の限界の値動きがどんなものなのか、検証ツールを使ってお見せします。この力強い上昇が来ても、前提のマクロ環境を思い出して、決して惑わされないようにしましょう

どこの値動きかというと、

このチャネル上限の2つの丸の部分。3月25日のNY時間前場〜と、もう一つが今回私がロス刈りに遭った30日のNY時間前場〜の値動きで、いずれも15分足です。デイトレではよく見ている時間足です。

25日の値動き。これは4:00くらいから見て頂ければと思います。

30日の値動き。

いずれも上昇圧力が強いですが、崩れやすいですよね。

Youtubeを初めて使ってみたんですが、Filmoraで撮ったときよりかなり画質が落ちているので、すみませんがHD設定で、2倍速で見てください。。

この検証ツールですが、一見色々書いてあって使いづらそう。。と思うかも知れないんですが、これいくらだと思います?これで$10ですよ。私は検証時には、ティックの動きさえ見られれば何でも良かったので、何百ドルもする検証ツールなんて買いたくなかったんですよ。そこで天才Youtuberたちを漁っていたら見つけたのがこの方:

インストールも簡単ですし、検証ツールにいくらもかけたくない方にはかなりおすすめです!米国株の花子先生のディスコードメンバーといい、世の中には天才が多すぎる。。

ただし、下位足の値動きの再生速度は、あまり調節ができないのと、何ヶ月も前には遡れない(これは私のPCのせいかもしれないです。)ので、その辺りは気をつけてください。もし、この値動き保存したい!っていう相場に出会ったら、スクリーンレコードしておくことをお勧めします。

現在のカナダドルの分析

では最後に、月足確定したカナダドルの現状分析をしていきましょう。

これが月足ですが、

この2ヶ月、引けにかけて上げているのですが、どちらも陰線で、先月足の実体が先々月を深ぼっていることからも、この月足だけではまだ下落目線は変わらないです。

週足をみると、

もし先々週の足が大陽線坊主からの実体なしのロウソク足なら、123パターンになることも考えられたんですが、ずっとコマですし、非効率な値動きが来そうに見えますね。

日足は、

んー、この辺りから難しくなってきました。次の日足の予測がしにくいのでとりあえず4時間足を見ると、

中途半端な所で反発していて、まだ下落目線ではみているんですが、この手の下落の圧力ではなかなか効率良い下落は取っていけないですね。こういった下落の場合の調整って、わりと長く続くんですよね。直近の上昇がどれくらい続くか要観察です。

1時間足は、

今の所、乱高下した上昇なので、あまり長続きしなさそうには見えます。

今の時点では何もできないかな、という感じです。マクロのチャネル上限か、前回反発した下限を再度試してきたとき、その値動きを見て取引できそうならしていきたいです!

自分でもよく分析してみてね

今週は引き続きデイトレの練習だったり、銘柄選定の質の向上をするためにもう一度学習する予定です。株式市場はレコードハイの後なのと、極限まで落とした空売り比率には注意して取引したいですね。カナダドルも引き続き観察していく予定です。先週言っていたブログテーマの変更ですが、今更変更すると書き換えするところが多くなって大変なので、このまま様子見したいと思います。。マナブログのマナブさんのテーマを使用させていただいているんですが、コード素人が手を出せる代物ではなかったです^^; ちょっと変更するにも1日がかりだったりしますが、引き続き少しずつ見やすいように改善したいと思います。