【米国株・仮想通貨・FX】ウィークリーアナリシス:1月31日週 〜コロナショック前のマーケットと比べてみよう〜
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今週はショートスクイーズウィークでしたね。その中のターゲット銘柄も取引していて、予想以上に上がったりもしていましたが、これは逆に行っていたかもしれないと思うと怖いですね^^; さて、米国株のスイングトレードのアイディアを探るのに、毎週末のT3ライブのサミさんのYoutube分析見ているのですが、今日はまだ出ていないので、自分でピックアップした銘柄の解説をしていきます。今週は米国株はあまり取引しないので、現在のマーケットとコロナ前を比較したり、そしてマーケットと相関性の低いと言われるコモディティー、最後はFXについて分析します。
記事の目次
1, 先週の結果報告
2, 分析銘柄リスト
3, チャート分析
4, カナダドルとポンドルの分析
5, 総括
先週の株のその後
最初に、先週ブログやSNSで紹介していた株がその後どうなったのかを簡単に報告します。ここではチャートは出さずに言葉だけで解説しますので、一緒にご自分のチャートを見ながら読んでみてくださいね。
●IVR… これまで移行点Aの予兆があるとのことで数週間紹介していましたが、やっと上昇してくれました。水曜日のマーケットクローズで下げ気味になったので、そこで利食いしました。
●KR… これが今回のショートスクイーズターゲット銘柄です。前回の分析では、もう一度下げてからの本格上昇と希望的観測をしていましたが、そのまま上げていきましたね。月曜日のマーケット開けで、下げずに上げていたので50%でエントリー。その後大きく上げたと思ったら下げて、という上髭長いロウソク足で確定し、そのままほぼ建値決済。しかし!翌日大きく上げていったのを観て、ポジション解消しなければ良かった。。と思いましたね^^; 結果的に、ショートスクイーズの影響だったことが分かったので、解消して良かったんですけども。
●PXLW… これはプルバック後の上昇を取っていけるかな、と思っていた銘柄ですが、月曜日にすでにギャップアップしていたので断念しました。その後非効率な値動きを作り、今は下げていますね。
●FTIV… これは前回、一度2時間足20MAまで下げてからの上流れ、を期待していましたが、月曜日にギャップアップしてしまい、これも断念。PXLWと似た値動きをしていました。
●GNPX… これはマーケット明けですぐエントリーしましたが、その日の上ヒゲ陽線足確定で利食い。マーケットオープンしている時に利食いしておきたかった銘柄です。。
分析する株の銘柄
では、今週のピックアップ銘柄に移りますが、これが分析する銘柄リストです。
銘柄名
- マーケット全体
- Gold(GLD)
- Bitcoin (BTCUSD)
- Invesco DB Agriculture Fund (DBA)
株分析!
いよいよ暴落が噂されるマーケットですが、チャート的にも今週は取引せずに見ていたいな、という感じです。今日はサミさんの分析も早く聞きたいので楽しみです。今日夕方にはアップロードされると思うので、良かったら見てみてくださいね。
今日は、今週は取引予定がないので、現在のマーケットとコロナショック前のチャートを比べてみようと思います。その後、マーケットと相関しないことが多いコモディティー銘柄をいくつか見ていきます。
マーケット全体
まず今日はSP500の日足を見てみましょう。
弱いですね!この大きな陰線を超える陽線が作られて巻き返してくれれば良いですが、週明けどうなるでしょうか。ちょうど月足が固まったので見ていきます。
これまでちゃんと月足見ていなかったな、と思います。既に20MAから離れすぎていて、いつでも調整が入ってもおかしくはないんですよね。月足20MAまでは行かなくとも、あと2ヶ月分くらい陰線が出ても許容範囲ですね。
週足も見てみると、
週足20MAまでは下げてほしいな、と個人的には思います。どこかで調整入れないとエネルギーが持たないような相場。これまで、下落相場入する直前の値動きを見ると、20MAから離れすぎたところで陰線がでて、次にギャップダウン。という流れが多いですね。
次がダウの月足。
ダウの月足は翌月が陰線であるほうがしっくりきますね。やっぱり20MAから離れすぎています。調整入れてほしいですね。
日足でも見てみましょう。
以前、どこかの週の分析でも言いましたが、徐々に上昇圧力が弱まっていて、直近高値圏の値動きが、なだらかな山を描いて落としているんですね。
コロナショックのときの日足を見ると、
これもなだらかな山を描いて下げていますが、コロナショックのときは、これまでにないほどのギャップダウンがあって、そこで初めてなんかおかしいな、って気づく感じですね。今回は、今週開けがどんな値動きで始まるのかに注目ですね。
最後にラッセル2000も見てみましょうか。日足です。
ラッセルの場合は、今のところ単なるプルバックの下落に見えますね。ただし、直近上ヒゲが長い陰線というと、まだ下落が進行しそうです。日足50MAくらいまでは許容範囲と見ています。
そしてこれがコロナショックのときの日足です。
コロナ時と現在を比べると全然違いますね。コロナ下落の直前は、わりと下落が読めそうなロウソク足をしています。一度試してきた上限に、再度試そうとしても届かなくて、そこから三角保ち合いの末、陰線で下に流れ、翌日大きくギャップダウン。という感じですね。
今回は徐々に下落している、という感じで下落圧力は強いですが、急落ではないですよね。今週開けどんな値動きになるか見ていきたいです。
Gold(GLD)
ここからは、今週取引するわけではないけど、一般にマーケットと相関しない、逆に動きやすい銘柄と言われているもの、ということでいくつか見ていこうと思います。
ここ最近はマーケットとは逆に動いていたゴールド。金曜日大きく下落していますね。マーケットも下落しているのに、直近の相関係数はマイナスです。なんでだ?
直近の下落圧力も、下位足でみると強いですね。今回はマーケットと相関している気がします。。これを見て買いたいか?と聞かれたら買いたくない相場ですね。週明けギャップアップするなら良いですけども。
Bitcoin (BTCUSD)
ビットコインもマーケットに関係なく動くことが多いコモディティーの一つですが、、今はわりとマーケットとの相関性が高いです。ビットコインも私は買いたくないんですよね。。
このチャート、前回のリップル暴落前にも似ているんですよ。あのときはさすがに、ファンダメンタルが強すぎて異常相場でしたけども。
この下限と上のトレンドラインの間でどう動くか、なんですけど、今のところ上昇圧力弱めですよね。ですが、まだわからないです。重要なのは、この下限を割って陰線で固まるかどうかなんですよね。
この下限とトレンドラインが意識されながら、三角持ち合いを作ってからの上流れ、というのもまだ可能性としてはあるので、今後の値動きを見たいです。
ただ、もう一つの懸念は月足なんです。
これは、まだ固まっていないのですが、もし、今月足がこのまま上ヒゲの長い陽線で引ければ、その後は手を出さずに要監察ですね。
というのも、これまでビットコインが下落トレンド入りするときの月足を見ると、全て上ヒゲ長い陽線なんですよね。。今回も同じとは限りませんが、買わずに見守ろうと思います。
Invesco DB Agriculture Fund (DBA)
これが農作物のETF、DBA日足ですが、
マーケットに相関性はありますが、20MAから離れて過大評価されているわけではないですし、今のマーケットのノイズから離れた一番穏やかなチャートに見えます^^;
今はマーケットが不安定なので、新しく買い足すことはしませんが、仮に今週マーケットが大きく下げても、そんなに影響がなさそうだと見ています。むしろ下げてくれるなら買いたいですね!
カナダドルとポンドルの分析
今回は前回お話したカナダドル(USDCAD)と、上の節目上抜けるか抜けないか?!の狭間にいるポンドル(GBPUSD)を分析しようと思います。
まずはDXYの日足。
日足レベルで逆三尊を作ってきましたね。依然下落トレンドの範疇ですが、この上のネックラインまではこれそうです。長い下落トレンドのトレンドラインと交わる辺りでどうなるかが見ものですね。
カナダドルの分析
カナダドルは結局、エッジ上抜けしましたね。上抜けと言っても、綺麗な上昇トレンドではないですが、今週米ドルが強くなるなら、ここから上昇できるか見てみたいと思います。
まず、月足から見てみると、
陽線とはいえコマですので、まだ下落の範疇ですね。ただ、これは分析難しい。
例えば、2月の足が、実体部分が小さなコマになってレンジになる流れも考えられるし、陰線で下落トレンド継続でも納得できる。1月足の陽線コマがピンバーのように捉えられて一過性上昇をもたらすことも考えられる。。
これだけでは分からないので週足を見ると、
レンジですね。この上限と下限は意識されてそうです。日足にいくと、
下落圧力が強ければ、ここから下に流れることもできる環境です。その場合は、大陰線で下げるというよりも、直近4時間足と同じような、上髭下髭のある陰線などで、乱高下しながらの下落、というほうがしっくりくるかな、と。下落してくるなら、このエッジ内に戻ることは十分考えられますね。
もし上昇するならば、このグレーのトレンドラインでサポートされて、上から2つ目の節目辺りとの間で三角持ち合いのようになって、上抜け。を考えています。
4時間足で詳しく見てみますが、
直近の足は陰線か。。下落圧力は今のところ強いですね。
どちらにせよ、マーケット開けてすぐに取引できる環境ではないので、マーケット開けは観察して取引していきたいです。
ポンドドルの分析
ポンドル(GBPUSD)は今月中に上の節目抜いてこれると思ったんですけどね。とりあえず、確定した月足を見てみましょう。
んー。今月足は小さいですね。陽線で引けてくれているのでまだ上昇トレンドですが、上昇圧力が弱まっていますね。2月足が陰線でも納得できる相場環境です。
というのも、よく乱高下上昇しているときに出るチャートパターンであるのが、大陽線⇒下ひげの長い実体高値が前回足高値とほぼ同等の陽線ピンバー⇒陰線。このパターンて、カナダドル(USDCAD)取引でよくあるんですよね。
まぁこれはポンドなので、普段取引しないので、全然特徴が違うかもしれませんが。
週足は、
これは良い感じですね!上の節目に張り付く値動きです。これを見る限り、少なくとも節目上抜けは可能性高くなります。
日足は、
うわ、これはじれったい。上行くの?行かないの?って聞きたくなりますね^^; このまま上抜けも有りえますが、最悪この下の節目くらいまでは、下ひげ付けてくるのは許容範囲です。
では1時間足でこの日足の中身がどうなっているか調べましょう。
上げ圧力>下げ圧力、ですね。今の直近の下げはかなり乱高下していて、落としてもせいぜい下のトレンドラインでサポートされそうな感じですね!これはマーケット明け楽しみですね。節目やトレンドラインを抜けた方向に追随できそうならしていきたいです。
自分でもよく分析してみてね
マーケット明けに一番楽しみなのはポンドルですね。これがマーケット明けどんな動きになるのか見ものです。マーケットは今週弱含むことが予想されるので、取引はほとんどFXになるかな、と思います。今週のブログは何にしようか考えているのですが、先日デニーズ(Denny’s)が倒産する夢を見たんですよね^^; たまたまその日の日中、デニーズの前を通りがかっただけなんですけども。夢って突拍子のないものが多いですよね。どこかの会社の分析をしてみようかと思います。