【米国株・FX】ウィークリーアナリシス:5月2日週 ~インバーテッド抜けの値動きの検証~
こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
オルカのインスタ
今回のウィークリーアナリシスは、T3ライブのサミさんのYoutube分析で出ていたことを含め、個人的な先週の取引と、現在のマーケット。そして今週取引したいかもしれない銘柄を紹介して、最後はカナダドル(USDCAD)の分析と、カナダドル(USDCAD)の先週出たインバーテッド抜けの値動きを紹介します。
記事の目次
1, 先週の結果とウィークリーアナリシス
− SP500
− ラッセル2000
− ナスダック
− 先週の取引
− 今週の銘柄
2, カナダドルのインバーテッド抜けの値動きを見てみよう
− 先週の取引とインバーテッド抜けの値動き
− 現状の分析
3, 総括
先週の取引・マーケット分析
まず先週の取引を紹介して、そのあとマーケット分析に行きます。
先週の結果とウィークリーアナリシス
今回の分析も動画で解説しています。先週は感情・期待取引をしてしまって、SOXL(半導体ブル3倍ETF)で軽く火傷しまして、まだまだ馬鹿な取引をして損失を出しているんですが、先週学習したこととしては、これまではずっと、マーケットオーダーばかりしていたのですが、先週は別なエントリー方法を色々と試してみました。FXと違うのでちょっと慣れるまで時間かかりました^^;
最近、自分の取引時間軸を見直した時、スイングトレードにも更に種類分けができるな、って思いました。できるだけ週を跨がず利確するような、デイトレではないけど、短期的な数日間のスイングトレードなら、トレーリングストップや、ロスカット移動は必要不可欠だと思いましたね。私がここで紹介している取引は、一般的な数週間、数ヶ月のスパンで行うスイング(中期取引)とは違うよ、ということはお伝えしておきます。
マーケット分析
SPY: 0:18~
IWM: 01:27~
QQQ: 02:23~
先週の結果
METX: 02:59~
CVS: 03:14~
EA: 04:15~
DHT: 04:50~
AEO: 05:12~
今週取引優位性のある銘柄
GEVO: 05:46~ (declining20 base breakdown)
PTON: 07:12~ (base breakdown)
GNPX: 08:24~ (declining20 base breakdown)
YMTX: 08:51~ (daily support breakdown)
LIN: 09:43~ (transition C base breakdown)
動画中に出てくる移行点Cや移行点Aについては、こちらの記事をどうぞ。
【米国株】株式トレードのチャートの基礎と取引方法
筆者が学んだ米国株式トレードのチャートリーディングの基礎の解説。
また、今回から、銘柄の表記はティッカーシンボルだけにして、取引優位性のある銘柄に関しては、取引ポイントを記載しておきます。そうすることで、何を根拠に銘柄選定をしているかが分かりやすいからです。
現在のマーケット全体についてですが、全て違っているのが気がかりです。こういったときの取引は、自分の取引している銘柄と、マーケットの値動きが合致しない場合が多いので気をつけたいところです。
簡単にまとめると、SPYは、現在の横ばいはプルバック中の可能性が高く、下げても日足20MAくらいまでじゃないかと見ています。もし、そこを明確に深ぼる場合は下落目線、になると思いますが、現在空売り比率はかなり高めです。
IWMは依然レンジ内をウロウロ。前回最高値を超えられずに失速していて、週足で確認すると実体の小さなピンバーが並んでいて、今週もあまり値幅が期待できなそう。。と見ています。
QQQは高値更新後のベース内にいます。個人的にはここからの下落圧力が強く見えますが、VPCIは上向き方向で、空売り比率はニュートラル。ベースを明確に抜けるまでは方向性が分かからないです。
ちなみにサミさんの分析では、どのマーケットもIWM以外は違いはないね、と仰っています^^; SPYが416.34を深ぼったら下落の可能性が高く、その場合は412あたりまでの下落は考えられるね、とのことです。QQQは336.90を深ぼるようなら、334辺りでリテストの可能性。IWMは分析が一番難しいけど、このまま下落圧力が続くなら、215くらいまでの下落は許容範囲だね。との事ですね。
カナダドルのインバーテッド抜けの値動きと今週の分析
やっと先週、マクロのチャネル下限まで下げてくれましたね!今日もカナダドル(USDCAD)の分析をしていきますが、今日は先々週に紹介していたインバーテッドを下抜けたときの値動きを、検証ツールを使って紹介します。というのも、今回自分がエントリーできたところが非効率的だったので、自分が検証したい目的でもあります。。最後の分析だけ見たいよ、という方はこちらからどうぞ。
先週の値動きについて
これが前回時点でのカナダドル4Hチャートですが、
まだインバーテッド内なので、ここからすぐショートはしたくない、と言っていたかと思います。が、結果としては、あのままショートしていても良かったほど、週明けの下落圧力が強かったですね^^;
週明けすぐに大きくと思っていたので、NY時間で日曜日早めに仮眠取って、欧州タイムで一過性上方があるか待ち構えていましたが、結局そんなことは起こらず、NYタイムにいつも通り起きても良かったくらいの値幅しか動かなかった。。
ということで今日は、今後の取引で、インバーテッドやレンジを明確に抜ける際の兆候を探る一つの材料とするために、このインバーテッド下抜けの値動きを、検証ツールを使って見てみたいと思います!
カナダドルのインバーテッド抜けの値動きを見てみよう
今回のインバーテッド下抜けの兆候や要点をまとめると、
上昇圧力<下落圧力が明確だったこと
徐々に安値切り下げていること
4H足がキーだった
今回一番兆候を反映していたのは4H足だったかと思います。
この青い部分なんですが、 木、金曜日の値動きで時点で既に兆候は出ていますね。明確に下落圧力が強いです。頑張って上げようとするも、大きく落として、を繰り返し、最終的にはほとんど上すらも試せなくなっている状態。
決定打は、NY時間日曜日、マーケット開けてすぐの非効率な上昇が、いとも簡単に崩れたことかなと。先週の下落圧力が継続している何よりの目印。それでいて安値切り下げ。ここでショート入れていつも通りに寝れば良かった。。その値動きは1時間足が分かりやすいですが、
この青いところです。
今回の動画も15分足です。今回の動画は、この下の青い部分辺りを再生しています。
お持ちのMT4の15分足と照らし合わせて見てみて下さい。
現在のカナダドルの分析
では、今週どんな感じになるか見ていきます。
まずは今週月足が確定したので、順に見ていくと、
大陰線で確定しましたね。依然下落が強いことが分かりますが、下位足次第で一過性の上昇の可能性は十分にあり得ます。
週足は、
これまでの週足と比べても大きな陰線ですね。価格も最安値です。今週もまた大きな陰線をつけることは期待できないかなと。どちらかと言うと調整の非効率な値動きが来そうと思います。
日足は、
金曜日の陽線を見ると、更にその可能性が高まりますね。落とすにしてもすぐには下落は難しそうです。
4時間を見ると、
このレンジは直近日足の最安値と最高値です。この価格帯は一定数意識されそうだなと思います。んーこの保ち合いを見ると、ここからの大きめの一過性上昇は可能かと思います。
最後に1時間足ですが、
一時間足だと上昇が強そうですね。このレンジ上限まではこれそうですし、むしろ超えるくらいの一過性の上昇はあり得るかと。
ですが、先週の効率の良い急落を考えると、ここからマクロのチャネル上限を試してくるにしても、2月後半のような綺麗なストレート急騰は難しく、どちらかといえば、3月中旬~下旬に見せてきた非効率な上昇、の可能性のほうが強そうだなと見ています。
今週も楽しみです!
自分でもよく分析してみてね
先週はカナダドル(USDCAD)以外でも取引ができた週でした。個人的にCapital C銘柄と呼んでいるんですが、MT4の通貨ペアリストってアルファベット順に並んでいると思うんですが、そのCに並んでいるもので、CADCHF、CADJPY、CHFJPYなどのロングスイングがしやすかったです。ただ、この中でもCADJPYは、以前スキャルピングで大火傷を被っていて、この銘柄はスイング専門にしています^^; 検証して自分の取引銘柄にしようと試みたこともあったのですが、思ったより難しすぎたんですよね。私はドル円も何気に個性のある銘柄だなと思うので、今考えれば癖のある日本円とカナダドルのサラブレッドが難しいのは納得がいくなーと思います!
また現在、決算書分析の練習もしているので、この企業の株買おうか迷っているから分析してほしい、他人の分析が見てみたい、理由は何でも良いので、良かったら利用して下さい。個人の名前やメルアドなどの個人情報は一切必要ないので、こちらからは誰が投稿したか分からないようになっていますので、ご安心下さい。こちらからどうぞ。