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【米国株・FX】ウィークリーアナリシス:6月13日週 ~ガス・オイル系株のチャート分析!~

ウィークリーアナリシス トレード

今週のウィークリーアナリシスは、恒例米国株式市場と取引優位性のある銘柄を分析した後、FX(カナダドル)の分析解説。今日のテーマは、今注目のガスやオイル株のチャート分析をしていくよ!

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
オルカのインスタ
*インスタでは個人的に好きなor買った中長期銘柄を紹介しています!

今回のウィークリーアナリシスは、T3ライブのサミさんのYoutube分析で出ていたことを含め、現在のマーケット分析と先週の取引。そして今週取引優位性のある銘柄、恒例カナダドル(USDCAD)の分析をします。今日のFX部門では、先週取引した、初心者でも取引しやすい局面と、そのエントリーポイントの解説をしています。また今日のテーマは、“今後も堅調!?ガス・オイル銘柄15選のチャート分析” ということで、最近注目される、ガスやオイルセクターについてと、それらの株やETFのチャート分析をします。

先週の取引・マーケット分析

先週はマーケットそれぞれ違う値動きをしていましたね。ただ、個人的にはなかなか短期スイングは難しかったな、と思います。今週も、マーケット⇒先週の結果⇒今週取引優位性のある銘柄、の順に分析していきたいと思います!

ウィークリーアナリシスと取引優位性のある銘柄

マーケット全体の分析
SPY: 0:08~
IWM: 0:54~
QQQ: 01:30~

先週紹介していた銘柄の結果
BYND: 02:18~
SKY: 02:52~
MD: 03:25~
OTRK: 03:54~
MBIO: 04:37~
NMRK: 05:06~
PEI: 05:26~
IDCC: 06:04~
NLOK: 06:47~
SALM: 07:17~

今週取引優位性のある銘柄の紹介
BPTH: 07:48~ (transitionA 123 pattern)
SNSE: 08:20~ (pullback)
TXMD: 08:50~ (daily 1234 pattern)
CTXR: 09:27~ (pullback)
CPRX: 10:10 (weekly resistance breakout)
ZTS: 11:05~ (daily 123 pattern)
ASAN: 11:37~ (transition C)

取引ポイントの用語ですが、こちらでチャートパターンについては解説していますので、ぜひこちらの記事もご覧くださいね。

では、現在のマーケット全体についてですが、ここでも簡単にまとめると、SPYはプルバック後の上昇なので、依然上昇圧力強め。今週も上目線で見ています。

IWMは、先週は前半上げるもその後下落。金曜日に陽線なので、おそらくこの下落はプルバックであると思うのと、空売り比率も高いので、上昇継続目線で見ています。

QQQは先週は綺麗な上昇をしていましたね!高値圏に再度試してきているのを見ると、上昇圧力強め。更に空売り比率もこれで高いので、近々上の節目は上抜けられるんじゃないかな、と思っています。

サミさんの分析は出次第アップデートします!

バリュー株時代到来!?ガス・オイル系の銘柄とそのチャート分析

最近は、2021年はグロース株時代からバリュー株に移行する、なんて話を聞きますね。個人的には、この2つの違いはよく分からないのですが、バリュー株は、いわゆるつまらないエリート企業のような、短期目線ではどうであれ、マクロでは堅調に上げるタイプの銘柄。

そしてグロース株はテック系などの、基本乱高下ドラマが繰り広げられるが、テンバガーレベルの上昇の可能性もある、心臓に悪い銘柄のことなのか、なんて思っていましたが、それに関しては先日、花子先生が面白い動画を出されていました。ぜひバリュー株、グロース株の違いについてはこちらを見てみて下さいね!

ということで、今回は最近話題のグロース株セクター、オイル・ガス関連の株について、今後も伸びるのかチャート分析をしていきたいと思います!

ガス、オイル系が投資家の間で注目される理由

まず、なぜ今オイルやガスセクターが注目されているのかを簡単に説明します。

ファンダメンタルを見ると、特にオイルに注目されているようなのですが、その理由が:

● バイデン政権がこれ以上パイプラインを増やさない方針だから
● オイルの生産が低迷しているから

パイプラインとは、ガスやオイルを輸送するビジネスでです。トランプ前大統領は、このパイプラインを増やすことで合意したのですが、それがバイデン政権になり、その許可を却下したんですね。

また、現在オイル、とくに地下深くから採掘される、“シェールオイル”の生産が低迷しており、これを考えると、原油の供給不足は確固たるもので、原油価格の高騰は続くのではないか?と言われているんですね。

個人的に経済ニュースはあまり読まないのですが、確かに今堅調に上げているのは、オイルセクターではあると思います。それ以外にも、不動産系もじりじり上げていますが、原油の場合、この価格高騰が続く限りは、ずっと上昇が続くかも知れませんね。

ということで、現在綺麗に上げているオイル、ガス系の株やETFを見ていきましょう!

銘柄15選チャート分析!

今日は、オイル・ガスセクターの個別株、ETFの中でも、分かりやすいトレンド、または最もチャートが綺麗な銘柄だけを選びました。今回は、会社の決算書やETFのプロフィールなどは一切調べていないので、チャートオンリーのテクニカル分析になります。

今回も、チャート分析は動画で紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね。

銘柄名と時間
● 前置き: 0:05~
● USO: 01:07~
● WTI: 02:18~
● PXD: 03:24~
● MPLX: 04:25~
● EPD: 05:42~
● MPC: 06:58~
● CVX: 07:35~
● COP: 08:43~
● MRO: 09:22~
● NFG: 10:15~
● FCG: 10:53~
● DIG: 11:41~
● FRAK: 12:24~
● PAA: 13:30~
● ENBL: 14:34~

ここで文章でまとめると:

基本どれも、月足週足レベルでは、まだまだ上昇継続が見込めるかと思っています。ただ、短期的には上げすぎの銘柄も多く、ここから上昇しても数日くらいで、近々一旦調整が入りそうです。

その調整がどこでサポートされるのか、が重要で、これまで機能している移動平均線や、トレンドライン以内で下げ止まるなら、再度上昇しそうなタイミングでエントリーするのは良いアイディアかと思います。

こういった綺麗なトレンドの場合、移動平均線や上昇をサポートするトレンドラインが綺麗に機能しているので、それらを全て深堀った時点で、最低サポート(そのシナリオの命綱の最低の領域)を深ぼることなので、シナリオの変更が必要になりますね。

オイルやガス銘柄の怖いところは、ファンダメンタルの影響が大きいため、これら資源の供給が需要を上回った時点で、価格が下落へと反転すること。そうなれば、これらの上昇トレンドは一転し、下落トレンドの始まりです。

オイルの価格と相関性の高いETFなどは、一番最初にチャートに反映し始め、その後パイプラインなどの個別株にも影響が出てきます。

なので今回の分析は、あくまでファンダメンタルで、需要>供給の公式が成り立っている間での話になります、ということはお伝えしておきます!

FXの今週の分析

先週はFXは難しすぎて、ほとんど手が出せなかったな、という感想です。先週取引優位性の通貨ペアで紹介していたものも、結局全て取引できない、もしくはしたけどロスカット、ばかりでした。最初に先週紹介してからどうなったのかを解説して、その後、私がよく取引するポイント、エッジ抜けの値動きのエントリーポイントの説明。最後にカナダドルの分析に行きます。最後のカナダドル分析だけ見たいよ、という方はこちらからどうぞ

先週紹介していた通貨ペアについて

USDCHF(米ドル・スイスフラン)は、逆三尊からの上昇、を狙っていたので、最低サポートは左肩最安値だったわけですが、綺麗にそこを下抜けアウトオブシナリオに。。しかしその後、金曜日に突発的な急上昇するしで、難しい銘柄だなぁ、とただ傍観して終わりました^^;

GBPJPY(ポンド・日本円)は、マクロ上昇で現在調整中で、その調整で並行チャネルが機能していると思います。

先週はこの上限辺りで、ブレイクアウトを考え一度入ったのですが、その後大きく下げてきてロスカット。まだ調整を作っているので、もし、今週この上限と上の節目を上抜いて、それがサポートとして機能したなら、ロングを持とうかな、と思います。

CADJPY(カナダドル・日本円)は依然調整レンジで、今は若干下げ気味で横ばいを作っていますね。

このエッジ上限、もしくは2つ目の節目で下げ止まり、サポートされるようなら、今週エントリーも考えたいです。

最高の取引局面!エッジ抜けのエントリーポイントを解説

ほとんど取引できなかった週ではありましたが、まだまともな取引ができたのが、スイスフラン・日本円(CHFJPY)と金曜日のカナダドル(USDCAD)の節目ブレイクアウトのところでした。

ということで、今日はそこの値動きとエントリーポイントを紹介します!

まずフラン円ですが、マクロ環境を見てみると、

これは2週間前に紹介した銘柄で、マクロでは上昇だけど、ちょうど紹介した後の週に調整フレーズに入った銘柄です。

その調整フレーズで機能していた、トレンドラインを上抜けたところで取引しました。1時間で見ると、

このトレンドライン上抜けですね。ここを上抜けたところで、ちょうど火曜日ニューヨークタイム前だったんですね。エントリーしてすぐは横ばいで、利食いは翌日になりましたが、もう1段の上昇を取引できました。

この手の明らかなトレンドライン抜けは、一過性だろうと綺麗な急騰を取っていけます。この場合は特に、マクロでは上昇トレンド中なので、迷うことなくエントリーできますね。

ちなみに、エントリーポイントですが、更に噛み砕いて見てみます。

これが30分足なんですが、私がエントリーしたのは、明らかにトレンドライン上抜けた後のレンジ形成中で、この写真の一番上の●の辺りだけですが、それ以前にもエントリーポイントはいくつかあり、それがこの下の丸の部分。

この相場環境を考えたとき、マクロ上昇トレンドで、短期的に調整中、だったわけですね。その調整の最中、逆三尊を形成し、そこから徐々に高値切り上げ、明確な上昇圧力>下落圧力、になって、階段上昇しています。

つまり、もともと上昇しやすい環境であった上に、上昇圧力強含んでいたので、ここは絶好の買い場なんですよ。

もし欧州タイムで取引できていれば、この丸の部分の大陽線でも入っていたと思います。ここでのキーポイントは、調整下落を打ち消す大陽線が出現していることです。これが先程言ったように、下落<上昇圧力ということが明確に認識できるポイント、というわけです。

次にカナダドル(USDCAD)ですが、金曜日のトレンドライン上抜けは綺麗でしたね!

先週はまた新しいエッジが機能していましたね。前回の分析時点では、下の節目への意識が強かったのが、徐々に薄れ、安値切り上げの結果、上の節目を上抜けました。今回の取引は、このエッジ上限のブレイクアウトの取引です。

15分足で、どこでエントリーしたかを見てみましょう。

今回は、わりとギリギリまでどっちに抜けるか迷っていたのですが、決め手はこの●の部分。一度上限付けてきてからの反発下落圧力が、明らかに弱いですよね。

ここで2種類エントリー。この手の上昇は、さっきのフラン円とは違い、マクロ環境には逆らう取引です。なので、どこで上げ止まるかの見極めは難しく、急に下げる可能性もありました。

こういう場合は玉分割をし、

確実にここまでは来るだろうの利食いポイント
願わくばここまで来られればの利食いポイント

で分け、その利食いラインは必ず設定します。ロスカットは手動ですが、できれば、価格が建値をある程度超えたら、すぐ建値への移動はしたほうが良いです。

今回の場合、確実性の高い玉は、レンジ上限に利食い設定したので無事利食い。もう一つは、ロスカットを建値に置いて、前回最高値のレジスタンスに利食い設定をしていましたが、結局そこまで来ず、マーケットクローズ前に利食い、といった取引でした。

今週、この上昇は続くでしょうかね。

現在のカナダドルの分析

では、カナダドルの分析ですが、まず週足ですね。

短期的に綺麗な直上型上昇を作っていようが、マクロは依然下落トレンドです!

日足は、

レンジからの上抜けで、前回足は大陽線を形成していますが、この上昇がどの程度続くのかは分からないですね。

4時間で見ると、

最後のろうそく足が、下げ幅限定的で、コマ形成をしているので、次のレジスタンスまでは来てもおかしくはないですね。

ただ、個人的にはマーケット明けはどんな動きになるのか、少なくとも日曜日は観察したいです。

依然マクロでは下落トレンドなのと、現在のこの上昇は、今持っている勢いだけで、ストレートに上昇継続するには限度があるので、次に下げたとき、そのときの下落圧力や調整値幅に注目していきたいです。

あとがき

今週のマーケットも上昇継続の可能性が高いので楽しみですね!FXも取引できるポイントを見つけて、取引できればなと思います。アメリカではほぼ元通りで、街中も賑やかなのですが、これまでリモートワークオンリーでOKだったのが、徐々に出勤命令が出されている人も多くなってきましたね。正直自分は戻りたくないんですが笑、本当に自分が何をやりたいのかを考えたとき、有り難く今の仕事を続けて、コロナ前の安定した生活に戻るか、経済的な不安が拭えないけど、短期的にでもやりたいことだけに100%コミットしてみるか、色々と考えさせられています。これだけ長い間自粛が続いたので、コロナ独立した方、きっとかなり多いんだろうなぁと思います!

また現在、決算書分析の練習もしているので、この企業の株買おうか迷っているから分析してほしい、他人の分析が見てみたい、理由は何でも良いので、良かったら利用して下さい。個人の名前やメルアドなどの個人情報は一切必要ないので、こちらからは誰が投稿したか分からないようになっていますので、ご安心下さい。こちらからどうぞ。