しゃちログ。

【米国株】ウィークリーアナリシス:1月17日週

ウィークリーアナリシス トレード

今週のウィークリーアナリシスだよ!今日も先週の続き、同じ銘柄の空売り比率を見ていくよ。

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。インスタも始めました 🙂 よかったらフォローしてくださいね。オルカのインスタ

米国株のスイングトレードのアイディアを探るのに、毎週末のT3ライブのサミさんのYoutube分析見ているのですが、今日はまだ出ていないので、前回同様先週の取引の結果と、今週目をつけている米国株、そして、最後は先週の続きで、同じ銘柄のチャートと空売り比率がその後どうなったのか、を見ていきます。FXの分析は一昨日の記事の前半部分でまとめたので、興味がある方はぜひ見てみてくださいね。

記事の目次
1, 先週の結果報告
2, 分析銘柄リスト
3, チャート分析
4, チャートと空売り比率
5, 総括

先週の株のその後

最初に、先週ブログやSNSで紹介していた株がその後どうなったのかを簡単に報告します。ここではチャートは出さずに言葉だけで解説しますので、一緒にご自分のチャートを見ながら読んでみてくださいね。

IVR… これまで移行点Aの予兆があるとのことで紹介していますが、先週もほとんど値動きがない状態でした。今週中に動きがなければ一旦解消します。ストップは$3.12。

TMUS… 先週、意識される節目を上抜けるんじゃないかと期待してロングで持っていた銘柄ですが、月曜日に陰線で、火曜日まで待ってみたのですが、火曜日は大陰線なり、下落圧力が強かったのでロスカット。その後も下げています。。

ECOL… これは先週時点で、意識される節目にたどり着いた後、一旦日足20MAまで下げてきたタイミングでロング、ということで紹介していた銘柄です。今丁度20MAまで下げてきているのですが、ちょっと下落圧力が強いところですね。なので、月曜日は様子見して、入れそうなら入りたいと思います。

PXLW… これは移行点Aの予兆ということで紹介していた銘柄。月曜日のマーケット明けにロングで入りましたが、火曜日に一気に上げてきたので、マーケットクローズで半分利確。水曜日は大きく下げてきてしまい、翌日木曜日の確定足まで待ちましたが、陰線だったので一旦決済しました。この手の買われればすぐ売られる、以前の大麻株のような銘柄は、大きく上げた翌日は売られることが多いので、ターゲットまで届かなくても、日足で大きな陽線を作ってくるようなら利食いしたほうが良さそうだと思いました。チャートを見る限り、また上げてこれる値動きをしているので、今週も引き続き観察したいと思います。

UTZ… これはインスタ銘柄です。綺麗にプルバックを機能させていたので、買うよ!と言っていましたが、インスタした月曜日にロングで入り、木曜日のマーケットクローズ時に上髭陽線を見て決済しました。木曜日のマーケット時間内に決済できれば一番良かったのですが、見ていませんでしたね^^;

分析する株の銘柄

では、今週のピックアップ銘柄に移りますが、これが分析する銘柄リストです。

銘柄名

  • マーケット全体
  • テスラ(TSLA)
  • Tilray (TLRY)
  • ターゲット (TGT)

今回もDJI、US2000、NDX、個別銘柄の順で見ていきます。

株分析!

先週もそんなに取引はしなかったですが、今週も難しそうですね。ですので、今週取引優位性が高いわけではないのですが、目をつけている銘柄をいくつか紹介します。

マーケット全体

まずはダウDJIの2時間足。

一度レジスタンスとして機能していた節目でサポートされ、そこから上昇したのは良いのですが、上昇圧力弱いですね。マーケットクローズにかけて下げているのが心配です。一番気になるのが、大きく見たときに、上昇の角度が徐々に緩やかになっていて、長期的に上げ圧力が弱まっていることなんですよね。1時間足で200MAくらいまでは下げてこれるんじゃないかなと見ています。週明けギャップアップがあれば良いですけどね。

中小企業のラッセル2000の1時間足。

下落強いですね。200MAまで下げてこれるくらい、下落の角度が急だなと思います。普通、急落があった場合は、下落を取り返すような強い上昇で巻き返す事が多いのですが、今の所それは見えないですので、とりあえず、月曜日にどの程度反発があるか見たいです。

最後にナスダック。1時間足です。

先週は下げましたね。先週の分析時点では上昇圧力がかなり強かったのですが、今は日足で20MAまで下げてきました。気になるのがこの下落圧力。このチャネル形成で、今はその下限にいる状態ですが、その下限に付いてきたロウソク足が、陰線坊主なんですよね。週明けギャップアップでもしてくれれば良いのですが、今のチャートだと、今週ここを割ることは十分考えられるような状態だなと。もしこの200MAを割ったら、下落が進行しそうです。

テスラ(TSLA)

今の時点ではまだ不明な部分も多いのですが、気になったことがあったので挙げてみました。

これは4時間足です。長期に渡ってテスラは大きく買われてきましたが、先週から下落して、その後の買い圧力がめっきり下がっていますね。最初は、下げ圧力がそこまで強くないので、すぐ買われて上がるだろうと思っていたのですが、金曜日に急に空売り比率を大きく下げてきているんですよ。

これまで、空売り比率が最高値くらいの0.6を維持していたのですが、急に0.37くらいまで下げてきました。今の時点ではなんとも言えませんが、もしこのサポートラインを割って、4時間足でも20MAを割ってくるなら、下落が続く可能性はあるかなと。ショート取引ができるか、週明け様子見していきたい銘柄です。

Tilray (TLRY)

最近の大麻株は高騰していますね。Tilrayもその一つですが、金曜日に少し下げているものの、まだ1時間足では綺麗なプルバックです。

もしこれがまだ機能しているなら、今週も上昇優位性は高いので、取引できそうならしていきたいです。空売り比率が高いのも理由の一つ。週明け大きくギャップダウンしなければ良いですが^^;

ターゲット(TGT)

TGTは日足の20MAからしばらくの間綺麗な上昇をしていましたが、ここ数日でレンジになり、そろそろ落としてくれるんじゃないかと思っている銘柄です。空売り比率も低いです。

この1時間足で、一旦反発の上昇で20MAがレジスタンスとして機能するなら、そこでショートエントリーしたいです。もしこのまま落としてきても、この$192.5の節目で一旦サポートされて反発がくるんじゃないかなと思います。ターゲットは$189辺りを見ていますが、もっと下げてくるようなら、日足20MAまでを期待しています。

ターゲットのターゲットってオヤジギャグですね。。

チャートと空売り比率

では前回の続きで、空売り比率はチャートとどの程度関連性があるのか見ていきます。前回と同じ銘柄のチャートと空売り比率を比べてみたいと思います。

検証銘柄:

● FB
● WEN
● CNTY
● BEST

FBとWEN

まずフェイスブックですが、これが前回の日足で、

これが現在の日足チャート。

そしてこれが前回の空売り比率で、

これが現在。

これを比べると、チャートは今週ずっと下げていたけど、金曜日は陽線。空売り比率は、その後上がったものの、直近下がり傾向にある。売られたから空売り比率も上がり、買われた日には下がる。これは理にかなっていますね。

ウェンディーズはと言うと、これが前回のチャート。

これが現在。

前回の空売り比率は、

今は、

チャートはフェイスブックと似た動きをしているのですが、空売りはちょっと違いますね。株価を下げている日に空売り比率も下がっています。おそらく、売り圧力が強いため、比率では買う人が多くても反映しにくい状況なのかなと。そして、木金は株価を上げていますが、今度は空売り比率も上がっているんですよね。不思議。ここはさっき逆で、買う圧力が強いので、売り比率が多くても反映していない?という感じなのでしょうか。

フェイスブックに比べると、ウェンディーズは売りポジション:買いポジションの割合で、売りがわりと大きめなんですが、それは関係なさそうですしね。とりあえず、空売り比率が下がっていく=株価が上がる、とか、空売り比率が高まっていく=株価が下がる、は必ずしもそうではないということですね。

CNTY

前回のチャート。

そして現在は、

週明けロングしていれば良かった銘柄ですね。
前回の空売り比率は、

今の空売り比率は、

この銘柄で発見したのは、上がり続けるチャートでも空売り比率が変動することでした。基本先週はずっと上げ基調でしたが、水曜日は引けにかけて売りが入っていますよね。このときの空売り比率は0.62と、表の中でもかなり高いほうだったんですよ。

その後、また空売り比率が下がって今に至るのですが、これを見ると、空売り比率が高くなっても、そもそも上げ圧力が強いときはチャートにはそんなに反映してない事がわかりますね。

BEST

これが前回の日足ですが、

今のチャート。

前回の空売り比率。

現在の空売り比率。

今週はチャートではあまり変化がないですが、それでも空売り比率が動いています。水曜日に空売り比率が0.8まで急上昇したのですが、このときの日足をみても、小さな陰線で、そんなに売られてる気がしないですよね^^; これは比率なので当たり前かもしれませんが、かといってボリュームも他の日と変わってないんですよ。

ですが、この銘柄の場合は、空売り比率が上がっているときに株価が下がり、空売り比率が下がったときに株価が上がっているのは、理にかなっていますね。こういった、株価があまり動いていない銘柄でも、空売り比率は関係なしに動くようです。ですので、もし突発的に空売り比率が大きくなっても、それが必ずしもチャート上に大陰線として表されるわけではないんですね。

自分でもよく分析してみてね

マーケットは下げ基調ですし、なんだか最近アメリカの民主党の圧力が恐ろしくも感じるんですが、今週も頑張りましょう!