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【米国株・FX】ウィークリーアナリシス:2月14日週 ~ナンピン損した話も解説~

ウィークリーアナリシス トレード

今週のウィークリーアナリシスだよ!今日は米国株、FXの分析だよ。

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
オルカのインスタ

先週もそこそこ順調な週でしたね!毎週恒例米国株のスイングトレードのアイディアを探るのに、週末のT3ライブのサミさんのYoutube分析見ているのですが、今日は個人的に取引できそうな米国株銘柄の解説、最後は今回のカナダドルで久々ナンピン損した話をしたいので、FXについて解説します。

先週の銘柄解説

まず、先週紹介していた銘柄の結果はどうだったかを報告します。ここではチャートはないので、お持ちのプラットフォームから確認してみてくださいね。

MOMO… モモは先週序盤にもう一段の下げを見せてきた後、上昇してくれました。水曜日のマーケット中に$19届いたところで半分利確し、残りは金曜日まで持ち越し、良い取引ができたかと思います。現在、移動平均線たちが上昇トレンドのフォームを取りつつあるので、今後も値動き次第で入れたらと思います。

XYL… これは大きな下落後に、一過性での上昇が見られるだろうと思い買った銘柄です。低く見積もって20MA辺りで利食いを考えていましたが、願わくばもう少し上昇継続も期待していたんですよね。ですが、それは叶わず、空売り比率が依然低かったので、水曜日の陰線を見て利食いしました。

ALNA… ALNAは機会損失的な感じで、月曜日の上昇に乗れませんでした。火曜日はギャップアップしてしまい、入ろうか迷っているうちに下げてしまったので、取引銘柄から外しました。

HAPP… HAPPも紹介しておきながら、取引できなかった銘柄です。月曜日のマーケット開け後に上昇していったので、これも機会損失。ただし、これもまだ移行点Aの上昇が終わっているわけではないので、今後の値動きを見て取引できそうなら、していきたいです。

分析銘柄と株分析!

先週は大麻株たちが大きな一過性上昇を見せて、短期取引には最高の相場だったかと思いますが、木曜日のギャップダウンは、スイングで持っていたらやられた方も多いかもしれませんね。私はHEXO、YOLOは今も絶賛含み損中です。。ただ、大麻株はしばらくこんな感じで、日足20MAあたりを機能させた、一過性上昇⇒プルバック、を繰り返すんじゃないのかなと見ていますので、中期的なポジションはまだまだ切らずに保有しています。

一番残念だったのは、個人的に応援しているCRSPが依然下落していること。。空売り比率も低いので、まだまだ下げていくことは予想されますね。長期ではちょっとずつ買い足しています。これに関しては落ちすぎている株のセクションで話します。

ビットコインは下げるだろうなぁ、なんて思っていましたが、ストレートに上昇していき、盛大に機会損失。また次のプルバックで買い足すとします。リップルが上げてきてくれたのは、個人的に嬉しかったです。塩漬け覚悟で残しておいた分があるんですが、リップル、今後どうなるでしょうね。。利確したほうが良いのか考え中です。

今回はあまり短期取引できそうな銘柄がなく、サミさんの分析でも少なかったので、取引優位性が低いけど、ちょっと可能性がある銘柄を紹介します。その後は、長期中期投資のための、今下げすぎているけど、そろそろ買い場?だと思う銘柄を見ていきたいと思います。

  • マーケット全体
  • BOX Inc(BOX)
  • AirNet Technology (ANTE)
  • Farm Bro (FARM)
  • 下げすぎている株特集

マーケット全体

現在のマーケットは最高値ですね。日足20MAから離れすぎていることも有り、個人的にもうすぐ調整が入りそうだなぁ、と思っていましたが、サミさんの分析では、“今のマーケットは上昇に加速しているので、昨年8月のように、もう一段上げていくことは十分に考えられる。安易に下落を考えるのは愚かだ” と仰っていますね^^;

まずSP500ですが、

最近、新しいインディケーターの使い方を練習していて、それがこのVPCI(Volume Price Confirmation Indicator)です。チャート下のオレンジと水色の線です。まだよく使い方分かっていないんですけども^^; 説明には、価格トレンドとボリュームが調整済みの価格トレンドの比例的な不均衡を表す、とあるんですが、私には理解できないので、現時点では、ボリュームの伴っている持続可能性の高いトレンドかどうか、を見極めるものかと認識しています。要練習ですね。

ただこのVPCIインディケーターが、現在わりと大きく下げているので、これが今週のマーケットの懸念点でもあります。過去の下落を見てみると、株価は上昇しているのにVPCIが下げている場合、その後も下げが継続している、というパターンもしばしばあります。

逆に下げすぎているから、今週はここから上がる、という見方もできるんですけどね。この緑と赤の点は、VPCIのボリンジャーの接点です。なので、これが下に来すぎていると緑の点が付き、上げすぎていると赤い点がつきます。空売り比率はいまのところニュートラルですね。とりあえず、週明けはどこでスタートするのか観察したいです。

ちなみに、ラッセルとナスダックも見てみると、

ラッセルも価格のわりにボリュームが低いので、VPCIはけっこう下げていますね。空売り比率はニュートラル。チャート的には、数日間のプルバックが終わり、金曜日に陽線つけているので依然上昇圧力は強め。

最後にナスダック。

ナスダックの空売り比率は高いんですよね。でもVPCIは下げ目で、ちょうどボリンジャーに当たっていますね。となると、下げすぎでもあるので、ここからV字を作ってくれれば、上昇が見込めますね。とりあえず、まだVPCIが下げ方向なので、今週開けどうなるかを見てから、取引しようと思います。

BOX Inc(BOX)

これは日足でいい感じに三角保ち合いを作っています。

底固めをしながら上昇しているので、一過性だとしても、上のトレンドラインを上抜ける値動きはあるんじゃないかと期待しています。直近が陰線なので、この三角形内でまたU字形成があれば、そこで入りたいですね!もし下のトレンドラインを深ぼってくるような下落なら取引できないですけども。

AirNet Technology (ANTE)

ANTEはプルバック後の上昇を期待しています。

この銘柄が上昇に転じる前のステージ1の状態では、かなりボラが激しかったのですが、わりと値動きは綺麗で、20MAが機能している分かりやすい移行点Aの上昇を作っていました。今は、模範のような移動平均線を作り上昇しているところですね。

もしかしたら、週明けギャップアップしてくる可能性もあるので、そのときは機会損失ですが、しばらくレンジ形成後に上昇していくような値動きがあれば、今週エントリーしていきたいです。

Farm Bro (FARM)

これはあまり優位性を感じていないのですが、金曜日に50%リスクでエントリーしています。

空売り比率も下げてきてしまい、今は平均くらいになっています。移行点Aの上昇後、プルバックして、また上昇再開を期待しています。200MAが下げ方向なのが気になっている所ですが、今週どうなるか楽しみです。

これ以外で、サミさんの分析で出ていた株で良さげなのは、アマゾン(AMZN)が今プルバック中なので、これは長期的でも買い場だと思います。あとは、CMCMが移行点Aの上昇をした後なので、今週追随できそうなら、していきたいですね。

下げすぎている株特集

決算シーズンも有り、ギャップアップ、ギャップダウンを作っている銘柄が多い中、自分としては長期で持つのも有りだな、と思っている銘柄が大きく下げているのを見て、いくつか買ったものや、既に持っている銘柄は買い足したりもしました。そこで、チャート的にはまだ下げだけど、中長期的にはそろそろ買いじゃないかと思う銘柄をいくつか紹介します!

1つ目はベライゾン(VZ)です。

ベライゾンは、ユーザーとして過去にWiFiを使っていたときに最強だったことや、ディズニー+のストリーミングが好評なこと。そして期待の5G銘柄!ということもあり、少なくとも中期的に上昇を期待しています。直近の決算で下げてしまい、ここからいつ上げてくれるのか?といった感じですね。

このチャートを見る限り、全く買い場ではないくらい下落圧力が強いですし、私も今すぐ買うのではなく、長い下ヒゲ、もしくは大陽線を付けてくるまで待ちたいと思っています。一度$55くらいで少し買ったのですが、また下げてしまったので、下げが落ち着くまで見守る予定です。

ベライゾンの長期パフォーマンスは微妙で、平均すれば上昇していると言えるかも知れないけど、大きく上げては下げての波を繰り返していますよね。なので、どこで買うか?はわりと重要な株だと思っています。

今回の下げは、週足レベルでも下方乖離が進んでいると評価できるので、個人的な希望では、この下の節目くらいまで下げてもらってからの巻き返しを期待しています。

ベライゾン自体は良い会社だと思うのと、配当もあるので、下方乖離が進んだ所で購入しておけば、中長期的な保有は有りかと思います。

次にゲノム編集のクライスパー、CRSPです。

個人的には、この会社は応援のために少しだけ持っている感じなのですが、遺伝子編集技術でのがんの治療薬開発などを行っているんですね。これまで、いくつかの臨床試験でポジティブな結果が出ていて、その辺りから気になっていた企業です。科学的な詳しい知識はないですが、これまで難病と言われているものが、少しでも改善する希望が生まれるなら、頑張ってほしいと思いました。

ただ、やはりバイオテック企業なのと、バランスシートを見ても累積赤字拡大。直近四半期決算も大赤字なので、長期的には上昇しても、その途中は山あり谷ありかな、と思います。今の下落もどれほど続くか分かりませんが、今の所、一旦下げ止まっていますね。私は金曜日に買い足しました。CRSPを長期で持つ方なら、今は買い場として有りかと思っています。

そして次は、ユニリーバ(UL)

これはアメリカではその辺のマーケットで見かける、日用品や食品(お菓子やアイスなど)のブランドですね。実はこれまで、この株があることにすら気づいてなかったのですが、直近の決算によりギャップダウントップ銘柄にエントリーされていて、そこで初めて気づいたんですね。調べてみると悪い会社ではないので、また株価はゆっくり戻っていくだろうと思ったので、金曜日に買いました。

ユニリーバはつまらないエリート企業的な扱いになっている気がしていて、わりと自分もそう感じてしまう部分はあるのですが、安全圏な株ではあるかと思います。いわゆる、マクドナルド、コカコーラのように、配当がある銘柄で、今後大きな伸びは期待できないけど、大損もないだろうという株、ですね。

今、週足では陽線ピンバーを作ってきたので、もしかしたらこの辺でまた上昇に転じる可能性はあるかな、と見ています。これを長期で持つかは分かりませんが、これだけ落としてきているので、中期的に持って放置していようかと思います。

これ以外にも、買い足したものとしてはテスラ(TSLA)、今後買い足す予定のクアルコム(QCOM)、買うかも知れないペプシコ(PEP)があります。

テスラは長期保有したい方は、今は良い買い足し場だと思いました。空売り比率がかなり高くなっていますし、直近日足が陽線ピンバーが出ていますね。いい感じのプルバックです。

クアルコムは、そんなにパフォーマンスが好きではないので、少ししか持っていないのですが、今回の下落は大きいので、空売り比率を上げてきたら買い足す予定です。

ペプシはまだ下落が強いので様子見しますが、下げ圧力が弱まったのを見て中期で買ってみようと思います。ユニリーバのような、古い配当株の類です。現在の空売り比率は上げている最中です。

カナダドルでのナンピン損を解説

FXは今週始まっていますが、先週は久々に嫌な週でした。ポンドルは先々週時点では、非効率な値動きになるんじゃないかなと思っていましたが、あれから節目を超えてきてくれたので戦いやすかったですね。ですが、カナダドルは後半難しかったです。今回は、そのときの失敗談を紹介します。

カナダドルの分析分析

先々週は方向感のないレンジで、どっちに行くのか?の値動きでしたが、先週はそれを下抜けましたね。

日足で見ると分かりやすいですが、

エッジ上抜け後、三角保ち合いに入り、先週この三角保ち合いを下抜け、という感じでした。

そしてエッジ上限付近まで戻ってきたときに、そのトレンドライン近辺で一過性の反発をしていますよね。私は今回これが読めませんでした。。自分はスキャルピングはまだまだ極め方が甘いので、近視眼的になりやすいんですよね。エッジのトレンドライン近辺であれば、いつ一過性反発が入ってもおかしくなかったんですが、短期的な時間足だけ見て取引した結果、大きめの損を被りました。

説明すると、これが1時間足ですが、

これは三角持ち合いを下抜けてからの下落を写したチャートです。下のトレンドラインはエッジの上限です。ここらへんでは時間から時間の短期取引をしていて、この辺りまでは良かったんですね。ですがその後、下のトレンドライン近辺で、まさか上のトレンドラインを抜けてくるような一過性上昇が来るとは思えなかったんです。

その理由としては、この30分足を見ていたからなんですね。この陰線が朝9時半で確定した足です。

これだけ見てれば、ここから下落していきそうに見えますよね。。

ですが結果的にはこうなったんです。

きれいな上昇。。エントリー場所は、①1つ目は前回高値(上のトレンドライン付近)の少し下くらい。寝る直前11時くらいでした。②2つ目がNY時間で朝起きたくらいだったんですが、前回安値1.267辺りを越したところでショートで入ったんですね。

下落圧力も強めで、ここから大きく下げるんじゃないかと思い込みがあり、この朝9時半の30分足の大陰線を見て、これは下落するなと楽観していたと思います。

しばらくチャートから離れたところで、よりによってそこから大きく巻き返し。。気づいたときには②の建値超えていたんですよね。ですが下位足を見たときに、乱高下しているしどうせ一過性だろうと思い、そこから②の建値を超えてからもう一玉、とナンピン開始(③)。。これが典型的な近視眼的取引ですね。  

というのも、あの時次の1時間足を確認して、マクロからの分析をもう一度していれば、“エッジの上限も近いし、下ヒゲ長い1時間足が確定しているから一旦撤退しよう” となるはずなんですが、スキャルピングでミクロ足に集中しすぎると、こういった近視眼的な戦いをしてしまいやすいと思います。

で結局、不安になりながらも持ち続け、昼頃に大きく崩れ始めた?と思ったところで④もう一玉ナンピン。結果的にその後三角持ち合いを形成し、上抜け上昇してしまい、これはさすがに負けだわ。と思い、建値下にロスカット置いておいた①の玉以外、全部ロスカットとなり、盛大に損を被った、という話です。

負け要因は以下:
マクロ環境を理解しながら取引できなかったこと。
決めたルールを守れなかったこと。

結局ルールを守れないというのが、必ず損失を被る原因なんですよね。。今回の場合はまず、前日日足で小さいけど陽線ピンバーになっていることや、エッジ上限に近い、というマクロ環境を理解していれば、そもそも一過性反発は起きやすい環境だったことは分かっていたはずです。

仮にそれを忘れていたとしても、自分のルールとして、もし自分の想定外の値動きが来たときの対処法として、まっさらな状態で月足から分析し直す、というルールを取っています。

また、トレンド中のスキャルピングにおいて、一過性反発の撤退ルールとしては、1、4時間足で明確なピンバーが出たとき、もしくは、前回15分足を、反発時の15分足が優に越えた時、というのは、大きめの一過性反発が来る可能性があるので、必ず撤退するようにしているんですが、それもできていなかったんですよね。

ルールというのは、結果的にそうならなかったとしても、必ず守る必要があるんですよ。でないと、このようなナンピン損のような結果になるからです。スキャルピングは一回の取引ロット(ユニット)数が大きいので、なかなか損切りできないのは多くのトレーダーにあると思います。ですがそれができないと、あーあのとき切っておけばここまで損失を被ることはなかったのに。。という思いをすることになります。資金の運用効率も悪くなりますしね。

今回の上昇も、たかだか一過性上昇なので、あと1日待てば確かに下落に転じています。ですが、これはスキャルピング取引なので、スイング取引とは分けなければならないんですね。“一過性上昇”というのは、結果論なんですよね。その、どれくらい上昇続くか分かるのは、終わってからなので。。

現在のカナダドルは?

現在のカナダドルですが、あれから下落が進んで、エッジ内に戻っていますね。ポジションですが、現在は節目から節目の取引でのショートポジションを持っている状態です。前回この辺りの領域に来たのは、1月20日あたりなんですが、そのときに試してきた最安値領域があり、そこまでを狙った取引です。ここを付けてきた後は、少なからず反発があるはずなので、その値動きに注目していきたいです。

自分でもよく分析してみてね

今週はFX(カナダドルとポンドル)と、株式はマーケット明けに注目ですね。今週もブーリッシュなら、ここで取り上げた銘柄を取引していけたらと思います。あと、ここ数週間全く手を付けられなかったNZドルが、方向性を決めたか決めてないかの状況かと思うので、これも取引できそうならしていきたいです。