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【米国株・FX】ウィークリーアナリシス:5月16日週 ~スイングトレーダーのリスク、下落予兆など~

ウィークリーアナリシス トレード

今週のウィークリーアナリシスは、恒例米国株式市場と取引優位性のある銘柄を分析した後、FX(カナダドル)の分析解説。そして今日は、スイングトレーダーが抱えるリスクや、下落したときの対処法、下落予兆などを筆者の体験を基に解説するよ!

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
オルカのインスタ

今回のウィークリーアナリシスは、T3ライブのサミさんのYoutube分析で出ていたことを含め、現在のマーケット分析と先週の取引。そして今週取引したいかもしれない銘柄を紹介して、恒例カナダドル(USDCAD)の分析をします。今日は、スイングトレーダーが、ポジション保有中にマーケットが下落したときに備え、リスクや対処法、考えられる下落予兆、をこれまでの自分の体験を基に紹介します。

記事の目次
1, 先週の結果とウィークリーアナリシス
− SP500
− ラッセル2000
− ナスダック
− 先週の取引
− 今週の銘柄
2, スイングトレード中にマーケットが下落したときは
− スイングトレーダーのリスク
− 下落の種類とスイングトレード中に下落に遭遇したら?
− 下落の予兆ってあるの?
3, カナダドル(USDCAD)の分析
− 先週のウィークリーラップ
− 現状の分析
4, 総括

先週の取引・マーケット分析

では、毎週恒例マーケット分析⇒先週の取引⇒今週取引優位性のある銘柄、の順で紹介します。

先週の結果とウィークリーアナリシス

先週の下落は読めなかったですね。。むしろ上昇の方が可能性が高いと思っていましたから。先週紹介していた銘柄は全部、ターゲットまで来ずロスカット、もしくはトリガーまで届かずの銘柄ばかりでした。今日は、今週取引できそうな短期トレードの銘柄が少なかったので、現在保有中の中期的なスイングトレード銘柄をいくつか紹介しています。

マーケット全体の分析
SPY: 0:21~
IWM: 01:31~
QQQ: 02:49~

先週紹介していた銘柄の結果
PRCH: 03:38~
SIEN: 04:13~
PFSI: 05:05~
GDX: 05:35~
PLTM: 06:18~

今週取引優位性のある銘柄
HL: 07:42~ (weekly 123 pattern)
KTRA: 08:27~ (declining 20 base breakdown)
AQB: 09:00~ (declining 20 base breakdown)

中長期スイング保有銘柄の紹介
NOC: 09:33~
GSM: 10:45~
ABBV: 11:28~
ENBL: 12:11~
HDSN: 12:50~

取引ポイントの用語ですが、こちらでチャートパターンについては解説していますので、ぜひこちらの記事もご覧くださいね。

現在のマーケット全体についてですが、ここでも簡単にまとめると、SPYは、日足では50MAからリバーサルして、20MAを超える上昇をしているので、上昇優位性が高く見えますが、週足では実体部分大きめの陰線ピンバーを作っていることから、依然下落圧力が残っているので、今週も注意したいかな、と思ってます。

IWMは、週足は以前レンジ内を推移しているので、今週どう動いても有り得るなと。空売り比率高めで、日足ではインディケーターが上向きなので、前回最高値までの上昇の可能性は見えるかな、と思っています。

QQQは一番この中で下落圧力が残っているように思います。週足で実体部分切り下げの陰線。先週足はピンバーとも言えなくはないですが、ここから大きく上げるのは日足を見ても難しそう、と思います。

そしてサミさんの分析は、SPYは日足で大きめのリバーサルを作っているので、現時点では上げ基調。QQQ、IWMは20MA下に位置しているので、現在はまだ下落目線。ただしどれも依然として方向性が明確というわけではないね。とのことです。

今回は特にQQQに関して解説されていましたね。インフレ懸念や半導体不足、去年株価を上げすぎた、などで下落が噂されるQQQですが、サミさんの見解だと、ここから暴落は来るのか?と聞かれたらNOかな、と仰っています。

その理由が、1月の月足が、上ヒゲ長い陰線ピンバーを作り、2月には下落できるチャンスがあったにもかかわらず、結局そこから前回のサポート(300付近)を割ることなく、上昇に転じていた。現在の最高値(340)と前回サポレジ(300)の間での値動きはあっても、今からそれより下に落とすのは考えにくい、ということでした。

ただ、トレーダーの分析で一番大事なことは、正確に未来を当てることではなく、(それができれば一番いいけど不可能だから)どんな値動きがきても良いように、シナリオをいくつも想定したり、蓋然性の低い値動きが来たときにも臨機応変に対応することだね、って仰っており、本当にそうだなって思います!

スイングトレード中にマーケットが下落したときは

今回の下落は個人的には予想外でした。月曜日にほとんどの銘柄をロスカット。改めて下落を考えさせられる機会だったなと思います!マーケットが下落して自分の思うような結果にならなかった時、トレーダーとしての心得については以前もお話しているので、良かったら見てみて下さいね。

今日は、スイングトレーダーのリスクや、下落したときの対処方など、これまで株式トレードを練習してきて感じたことを、現時点でのまとめをしたいと思います。

スイングトレーダーのリスク

スイングトレーダーにとって、週明けや翌日にマーケット全体が起こすギャップダウン、ギャプアップは場合によって命取りになるんですが、結論これはスイングトレーダーなら避けられないと思います。

スイングトレーダーはデイトレーダーよりもストレスは少ないですし、中長期的な長めのスイングなら、チャートに張り付かずにいても良いんですが、スイングトレーダーならではのリスクもあります。

スイングトレーダーの主なリスクは以下:

① 翌日、翌週のマーケット全体の急な変化
② ペニーストック並の株がファンダメンタルで起こす爆上げ、爆下げ
③ その他ファンダやレディットなどの外部操作で特定の株が狙われること

色々書きましたが、要はスイングトレーダーにとってリスクになるのは、日を跨いでポジションを持っているときに、翌日、翌週のマーケット開けにギャップアップ、ギャップダウンすることなんですね。

一番頻発するのは①ですね。これは今回のような、マーケット全体が急に上げたり下げたりすることなのですが、今回はマーケット開けにギャップダウンを作ってきたわけではなかったので、まだリスク管理ができる下落だったので良かったかなと。

②は、個人的には地雷と呼んでいるんですが、週明け、翌日に予測不可能なファンダメンタルで数倍、場合によっては10倍を超える爆上げ、爆下げをすることです。

デイトレーダーはよく使うペニーストックは、私たちスイングトレーダーにとっても、大きな値幅を取りやすいので魅力的です。ですが、こういったペニーストック並の5ドル以下の株は、バイオテック、バイオファーマなどが多く、ファンダメンタルで予測を超える突発的な値動きをしてくることがあります。

例えばこんなかんじ。

たまにこういったチャートは単なる株式分割であることもありますが、こんな感じで一日で株価が1/4になってしまうことも。。

まだ私は当たったことはないのですが、たまにインスタ見てると地雷踏んでる人いますね^^; こういう状況をunder waterって言ったりもするんですが、こうなったら、下位足見てできるだけ良い価格で損を受け入れる以外ないかなーと。結果的に数日待てばもとの価格帯に戻る、なんてこともありますが、この例の場合戻ってませんね。

ただし、②の場合は、決算書を見て回避できることもあったりします。極端に現金が少なく、ここ最近株式発行を行っていない、などのときは、株式発行で現金調達する場合があるので、そのせいで株価が大きく上がったり、下がったりします。

③は少ないですが、外部操作で個別銘柄が狙われることです。これは運以外ないので、良い方向に当たれば良いですが、逆に動いたらそれも損として受け入れるしかないですね^^;

下落の始まりの種類とスイングトレード中に下落に遭遇したら

ここで、先程の①のマーケット全体の下落の始まりの種類を紹介したいのですが、今のところ2つに分けられるかな、と思っていて、

① マーケット明けは普通だけど、一日中下げて日足がこれまでにない大陽線をつけてきたとき
② マーケット明けに直近に見ないような大きさのギャップダウンを作ってきたとき

今回の下落は①に当てはまるかと思います。これもこれでシナリオ想定外なので、残念な結果にはなりますが、この場合は、建値決済だったり、ロスカットするまで時間があるのでまだ良いですよね。

スイングトレーダーが恐れるのはこの②ですね。例えばコロナショックの日、

これまでにないギャップダウンを作ってきていますよね。ですが、この場合はその前の週の金曜日も陰線なので、まだ前兆があって警戒しやすいかもしれませんね。

もうひとつは、

今年の1月末。直近見ないような大きめのギャップを作り、その後もずっと下げていますね。

ポジションを持っているのにこういった下落が来てしまったらどうするのか、ということですが、私の場合は、

下位足チャートをみて、方向性と圧力を確認する
有利な値まで近づいてきたタイミングでロスカット

どんなギャップダウン後でも、一度の反発もなく下落し続けることはまずないです。これまで見てきて、ギャップダウン直後は一過性だろうと上昇をしてくることが多いんですよ。場合によってはそこから一日中上げてリバーサルすることもあります。ですのでまずはマーケット開けに、1分〜15分足を見てみて、どの程度の反発圧力があるかを見てみます。

その上昇が明らかに強そうなら、ロスカットせずにしばらくそのままにして置いてます。上昇が乱高下している場合は、長続きは期待できないので、チャートを見ながら、20MAなどの目安付近で撤退しています。

もし、ほとんど反発上昇がない場合は、下落の圧力が強いのでそこでロスカットすることもありますが、逆にすぐに下落が進行する場合、どこかで反発が入るので、そのタイミングで抜けるのも一つの方法かなと思います。

このような状況でのロスカット方法はみんなそれぞれ違うと思いますが、私の考え方としては、もうどうせ損失してるんだから、値動きを観察しよう、と思っています^^;

下落の予兆はあるの?

これが確実に分かっていれば、こんな損失しないんですが、個人的に見ているポイントはこちら:

● 空売り比率は低いか
● VPCIが下げ基調か
● オシレーターで買われすぎか
● VIXが上げていきそうか

まず空売り比率ですが、これは空売りポジションがどの程度入っているかを示すグラフです。私が使っているのはこちらのサイト

これが極端に上がっていたり、下がっているようなときは注意してみていますが、それでもチャートに反映しないことも多いです。

2つ目が、Trading Viewにあるインディケーターで、VPCIです。(VPCIのインディケーターの説明はこちら)これはその値動きがボリュームが伴っているかを示すインディケーターです。

例えば先ほどのチャートを見ると、

コロナ下落の前、VPCIが長期的に緩やかに下ってるんです。VPCIは下から2段目のインディケーターです。

この現象はこの1月末の下落にも起こっていて、

これは下落後の角度が目立つので分かりにくいですが、これを下落前までで表示すると、明らかに下げ基調なんです。

2月末の下落でもそうだったのですが、今回の下落はフラットだったので、あくまで一つのアイディアとして考えています。

もう一つはオシレーターですね。(オシレーターの紹介記事はこちら)これは買われすぎ、売られすぎを表すインディケーターです。チャートの一番下のインディケーターですが、これはあまりタイミングを図るものではないんですよね。今はおおよそ上げ過ぎか、下げ過ぎか、の状況を掴むものです。

ただ、買われすぎラインから下げ始めたら、そこから下落することは多いのですが、今回は上げていたので分かりませんでしたね^^;

最後は恐怖指数のVIXです。この数値が上がれば株式市場が下落、下がれば上昇、というわけですが、

今回、下落前の5月7日時点では陰線坊主をつけているので、ここから上昇することは考えられなかったですね。

じゃあ、それ以外に下落の予兆はなかったのか?ということで、色々考えてみたんですね。例えば、半導体不足とか、ガソリン高騰、インフレ懸念など、経済ニュースではたくさんあったのだと思いますが、一番個人的に変だなーと思っていたことがあって、それが

2週間ほど前に、Appleが最強の決算発表をしたことは記憶に新しいですが、それでも一瞬上げるものの、翌日以降は下げていきました。その後Google、マイクロソフトなども、好決算にも関わらず立て続けに下落。AMDもあの決算で下げるんだ、と思いましたが、半導体、大手テック系株だから仕方ないのか、と思い気にしなかったんですよ。

それが徐々に多く目に付くようになりました。例えばSkyworks Solutions、Estee Lauder、Ferrari、Pintarest、など、好きな株たちが相次いで暴落していたのを見て、なんかおかしいぞと思ってはいたんですよ。

Yahoo Financeやモトレーフールなどで調べると、ガイダンスやカンファレンスコールが悪いだの、ビジネスプラン通りに進まず遅れていることが投資家が気に食わなかっただの、どれも多少の否はあったんですが、それは今回だけでなく、いつも何かしらのマイナスは探せばありますよね。それにしてもこんなに下げるか?っていう株が多かったんです。

よく、高橋ダンさんが、良いニュースで株価が下がるときは悪いことが起こる前触れ、と仰っていますが、なるほどな!と思ったんですよね。

もちろん、これも下落のタイミングが掴めるわけではないですし、確実性はないです。下落のタイミングに関しては、こればっかりは預言者でなければ分からないと思いますが、考え方としては:

レコードハイをつけている
週明け
20MAを離れて上昇が連続している

が見られたら、いつでも下落がきたとしてもおかしくはないよ、と常に考えていれば良いかなと。ポジションを持ち越すにしても、減らすなどしてリスク管理していければ良いかな、と思います!

カナダドルの今週の分析

先週は横ばいの週でしたね。個人的には、もう少し大きな一過性反発を期待していたんですが、ほとんど上げずに下げていきました。今日は特に検証したいような値動きもなかったので、先週のウィークリーラップをして、そのあと今週どんな感じになりそうか見ていきましょう。最後の分析だけ見たいよ、という方はこちらからどうぞ

先週の値動きについて

これが前回時点でのカナダドル4Hチャートですが、

下落圧力強いので、週明けすぐに下に動いてきそうと言っていましたね。

結果的に、

若干深ぼってから横ばいになり、もう1段の下げからの一過性上昇、といった流れでしたね。

先週は前半横ばい続きで、水曜日にはCPIがあったので、それまではほとんど取引できませんでしたが、CPI後の値動きは面白かったですね。これがその時の15分足です。

CPIを受けて大きく買われ(黄色の部分)、一時は大陽線を描くもすぐ崩れ落ち、その後下げ幅限定的でV字回帰という流れです。この時、一旦上を試してきたこともあったので、それがロス刈りになって下に流れるかなーと思ったんですが、ほとんど下げなかったですね。

取引ですが、これがその時の1時間足なのですが、

この下落が限定的で、一時間足で大陽線(黄色の部分)形成を見て、ロングで一過性上昇を取る取引をしています。

ここでエントリーした理由は、

下方乖離限界でこれまでにない大陽線で確定
15分足で前回足を優に超える大陽線

もともと、下方乖離が進み、意識されるような横の節目がない場合(こういう場合を未知の領域と呼んでいます)、いつ一過性反発が来てもおかしくはないんですね。今回の値動きは、ロス刈りからの下落が出やすい環境だったにもかかわらず、下落幅限定的で、そこで大陽線を作ってきたのが決め手でした。

ここからミドルラインまでの上昇を取っていき、翌日木曜日も、下げ幅限定的で横ばいが続いていたので、再度ロングし、もう1段の上昇を取っていった、という取引です。個人的にはもう少し上昇が続くと思っていたんですけどね。15分足で前回の陽線を超える陰線ができたのを見て決済しました。

マクロの流れに反する取引は、崩れやすくもあるので、チャートに張り付いてロスカットは設定せず、利食いラインのみを設定するのがおすすめです。

現在のカナダドルの分析

では、今週どんな感じになるか見ていきます。

まずは週足から順に見ていくと、

陰線コマですね。まだ下落が続いているのが分かりますね。

日足は、

週足の上下限は今後も意識されそうです。直近は微妙な陰線ですね。

下位足で噛み砕いても、

短期的には横ばいの値動きなので、すぐにエントリーできる相場ではないかと。

1時間足でも見てみると、

特に分かることがないので、週明けは観察で、レンジ上抜けか下抜けする際の値動きに注目して見ていきたいです。

あとがき

株式マーケットは下落継続するのか、今週も楽しみですね。最近FXでは、カナダドル(USDCAD)以外でも、自分の得意な取引を確立しようと練習し始めたんですが、やっぱり自分がずっと追っている銘柄だと安心感も強くて、取引優位性がなくても取引したくなるんだなーと実感しています。また、自分の取引しやすい場所ってどこか改めて考えると、ネックライン割れでのエントリーがその一つにあるんですが、株式トレードでは移行点C取引なんですよね。この2つって、発生場所や環境が似ていても、値動きがFXの場合と株式では違うなーと感じることが多いです。株式トレードとFXのチャートや値動きの違いも、言語化できたら面白いなって思います。

また現在、決算書分析の練習もしているので、この企業の株買おうか迷っているから分析してほしい、他人の分析が見てみたい、理由は何でも良いので、良かったら利用して下さい。個人の名前やメルアドなどの個人情報は一切必要ないので、こちらからは誰が投稿したか分からないようになっていますので、ご安心下さい。こちらからどうぞ。