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【米国株】SoFiがスパック上場?SoFiのサービスや会社を分析しながらIPOEの今後を考察!

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最近スパック上場したSoFiってどうなの?という方のために、サービスや会社分析をしながら、筆者のSoFiユーザー体験談を交えて今後の株価を考察するよ!

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。インスタも始めました 🙂
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トランプ政権が終わり、バイデンさんが就任しましたね。今週はほとんどFXしかしていないのですが、なかなかドル高にはならないようで、スキャルピングなどの短期取引中心の相場かなと思います。今日は、私が個人的に気になっているフィンテック企業、SoFiについて話そうと思います。この会社については、以前仮想通貨の記事を書いたときに紹介しているのですが、ユーザー視点ではかなり良い会社だと思ったので、今回上場したこともあり、調べることにしました。今の時点ではSoFiは使いやすくで便利、ということ以外分からないのですが、早速調べてみましょう。

ミレニアル世代に人気のフィンテック企業SoFi

私がSoFiを使い出したのは、2019年の半ばくらいだったと思います。私が好きなYoutuberの一人、グラハム・ステファンさんが紹介していたことがきっかけです。利息の高いチェッキングアカウント(Savingではなく)を探していたときに、SoFiが一番条件が少なくて、利息が高い会社だったんですね。それでいてプロモーション付きだったので、開けない理由がなかったんですね。とはいえその後、パウエルさんにより金利削減になってしまい。。今じゃほとんどその恩恵は受けられないのですが。

そんな中、最近SoFiがスパック上場した?という噂を聞いて、安かったのでとりあえず1株だけ購入しました。乱高下は大きいですが、今の所上がっているので、今後はどんな感じになりそうか、興味がありました。

会社概要

  • 規模:5億ドルくらい
  • 本部:アメリカ カリフォルニア州 サンフランシスコ
  • IPO: 2020年12月(Social Capital Hedosophia Holdingsによりスパック上場)
  • 業界: フィンテック
  • ビジネス展開国:アメリカ国内
  • ビジネス:オンラインバンク、ローン、保険、投資プラットフォームなど

SoFiはフィンテック企業の一つで、オンラインバンクやクレジットカード、各種ローンや保険を提供したり、FSTができる投資アカウントも作ることができます。

フィンテック(Fintech)とは、Financial technologyの略語だよ。テクノロジーを使った金融サービスのことで、例えばオンラインバンクやオンライン送金などがこれに当たるね。

SoFiがSPACを利用した理由

今回、上場とはいえスパック上場だったわけですが、上場に協力した企業というのが、Social Capital Hedosophia Holdings(SCHH)。ここのファウンダーで元CEOのChamath Palihapitiyaさんは、以前Facebookのエグゼクティブでもあった有名投資家の方で、これまでもファイナンス系の番組に数多く出演しているようですね。

SCHHはこれから伸びそうなテック企業を上場させるスパック企業です。これまで、全部で6社のスパック上場をさせてきていて、一社目がIPOAというシンボルで、その後B,C,Dと続き、IPOFまであります。そのうち、Virgin Galactic Holdings(SPCE)、Clover Health Investments(CLOV)やOpendoor Technologies(OPEN)は、SCHHでスパック上場後に本IPOとなっています。

現在、SoFiのシンボルはIPOEですが、今後正式にIPOになったらSOFIにでもなるのでしょうかね?

スパック(SPAC)とは、Special Purpose Acquisition Companyの頭文字を取ったものだよ。訳あって自分たちじゃ上場できない、もしくはしたくないプライベート企業を、IPOさせる会社のことを言うよ。スパック上場時点では本IPOではないので、投資家にとってはPreIPO株を買うような感じで特別感はあるけど、どんな会社かは詳細が分からないことが多いので、投資のリスクが高いよ。

最近のスパック上場にはNikolaなどで悪い印象しかなかったのですが、そもそもなぜ今回、SoFiがスパック上場になったのか、ブルームバーグテックで解説されていました。

エミリーさん綺麗ですよね。彼女の声はハキハキして聞きやすいなといつも感心するのですが、なんせ自分に英語力がないので6割くらいの理解度ですが、SPACを利用したことには、大きく2つの理由があるようです:

● 本IPO前に投資家に自分たちが何なのか教育することができる
● B to Cブランドであるため資金力の面でスパックが非常に便利

わりと典型的な理由かなと思います。スパックを利用するメリットで一番大きいものが、自力でIPOをした場合に掛かる時間とコストの削減なんですね。SoFiのCEO、アンソニーさんの話だと、スパックを利用することで、投資家たちに自分たちの会社について知ってもらう時間の確保ができたことや、SoFiはBtoC企業なので資金力が小さいこともあるので、スパックの利用は一般のIPOに掛かる資金と比べて、大きなベネフィットだった、とありますね。

SoFiとIPOE株の分析

スパック上場企業の欠点として、その企業の本当の業績が分からないことがあります。彼らはまだ本上場しているわけではないので、ウェブサイト上に決算書があったとしても、それは監査なしの決算書なのですね。つまり、粉飾しようと思えばできるもの。SoFiも例外ではなく、いくらCEOが素晴らしい今後の見通しを言っていても、イマイチ信頼に欠けるのです。

決算書

SoFiのサイトに行ってみましたが、やはり財務諸表はIPOEの決算書で、SoFiそのものの業績というものは、別にスライドになってありました。

これが2019年と2020年の9ヶ月間、2018年と2019年の1年間の決算表ですね。

資産額は上がっているようですが、まだ赤字ですね。気になるのは、上場したてとはいえ、ビジネス自体は2009年からやっているんですよね。そこは気になるポイント。

こちらがこれまでの財務状況と今後の見通しですね。

この2019年までのAと、2020年からのEのアルファベットは、ActualとEstimateかと思います。ですので2020年からのものはただの予想ですけども、これらを見ると、昨年2020年まではしっかりサービスが拡大しています。まぁ、もっと詳細が知りたいところではあります。なんのタイプのLendingなのか、Financial Serviceも内訳が知りたいですね。見通しでは今後2022年には黒字化予定ではありますが、ここはどうでしょうね。今後が楽しみです。

自分で決算書分析できるようになろう

私もまだまだ決算書分析で分からないことだらけですが、もし自分で分析してみたい!という方は私の先生でもある、鈴木花子先生の有料クラスがお勧めです。Youtubeもぜひ見てみてくださいね。あとはAmazonでは米国株投資について解説した本も出ています。
    
こちらの本は、日本語だけでなく英語での解説もあるので、英語学習にもとても良いです。米国在住者でも専門用語は勉強になりました。できるだけ難しい単語や表現を使わず、すごく分かりやすいと思います。長期投資の株を決めるのに、決算書分析でこれだけはおさえて!というキーポイントが分かりますよ。先生の銀行員時代のお話も書いてあり、とても興味深く1日でスラスラ読める内容です。

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ファイナンス系の株価は上限が知れている

まずチャートですが、これが2時間足です。

現在の株価は$22くらいですね。1月7日に大きく上昇して、それ以降は階段型の上昇を作っていますね。買い圧力が強く、まだまだ上昇していけるようなチャートです。ただし、歴史がないのであまり分析しても仕方がないかな、というのは正直なところです^^;

一つ気になるのは、SoFiが本格上場して業績が良かったとしても、株価の上限と言いますか、上がれるおおよその目安、はあるんじゃないかなと思いました。例えば、銀行でいえばJPモーガン・チェイスがありますが、あの規模の会社でも株価は$130くらいです。投資、トレードなどの取引プラットフォームを提供しているチャールズスワブは$60手前。そう考えると、IPOEの今の株価よりは上がることは見込めますが、上限はそう遠くないのかな、と。バンカメなんて$30くらいですよね。コインベースやロビンフッドが上場してくれれば、もっと予想しやすいのですが。。ここは個人的にはとても気になるポイントです。



ユーザー目線でのSoFiのサービスどうなのか

では、最後に個人の体験も交えながら、SoFiのサービスや、サービスの良し悪しを紹介します。

SoFiのサービス

SoFiのサービスは大きく分けて4つあります。

① Spend
② Invest
③ Borrow
④ Protect

以前紹介したM1ファイナンスに似ていますね。Spendはオンラインバンクなどがあり、クレジットカードを作ったりと、普段の出費用のアカウントの項目です。Investはその名の通り、投資用のアカウントのことですね。

Borrowは借金、つまりローンですね。SoFiはもともと、学費の高いアメリカには必須の学生ローンを、できる限り低利子で貸すことを目的として始まった会社なんです。SoFiにとって、学生ローンは最も利用者の多いサービスなのかもしれませんね。

Protectは各種保険です。住宅用だったり、生命保険だったりがあります。

オンラインバンクのSpendアカウントは超おすすめ!

これは自分が使っていて便利なので、一番オススメしたいポイントです。Spendアカウントはオンラインバンクがあり、常にプロモーションもあるので、ちょっとした特典付きなのも良いところ。特徴をまとめると、

● オンラインバンクには最低入金額がない
● プロモーションを利用すると$$がもらえる
● デビットカードのキャッシュバック特典が素晴らしい
● 利息は0.25%なので悪くはない
● クレジットカードは2%のキャッシュバック

SoFiにはリファーラルプロモーションがあり、$500以上デポジットで$50がもらえるキャンペーンがあります。オンラインバンクは最低入金額もないので、他の大手銀行のように、最低でも$2000維持しないと毎月$15かかるよ、といった学生イジメ(?)もありません。

これは今後変わるかも知れませんが、現在のAPYは0.25%。チェッキングアカウントにしては悪くないレートかと思います。2019年末に金利削減がある前は、1.60%だったので、大手バンクのセービングアカウントに置いておくよりも断然ベネフィットが高かったのです。コロナショックもあり、しばらく利上げはない、と断言されましたからね。。

Spendアカウントを作ると、自動的にデビットカードが送られてきます。それで普段の買い物などもできますし、ATMもそこら中にあるのと、ATM手数料が無料なんです。ATMですが、CVSやライト・エイドなどの薬局や、ターゲットに多く見られます。

ちなみに、このデビットカードはその時期によって、キャッシュバックボーナスがあります。例えば、ホールフーズやトレーダージョーズの買い物で5%のキャッシュバックとか、フードデリバリーで5%〜10%なんていうときもありました。デビットカードなので、クレジットスコアには影響がないですが、5%以上のキャッシュバックは大きいですよね!

そして、クレジットカードは2%のキャッシュバック。これはかなり大きなベネフィットかと思います。一般に、年会費のかかるカードであれば、出費の分野によって4%、5%のキャッシュバックはありますが、SoFiのクレジットカードは年会費は無料で、どんな出費に対しても2%バックです。ですので、あまり出費が少ない方で、年会費の掛かるカードがない場合などは、とてもおすすめです。

また、SpendアカウントにあるSoFi Relayでは、全ての金融アカウント(銀行口座、投資口座、保険など)をリンクさせると、資産額を全てこれ一つでマネージメントできます。金融アカウントの多い方はとても便利かと思います。

手軽で超便利。仮想通貨購入が安いSoFi Invest

SoFiインベストの魅力は話せば1時間喋っていられるくらい、とてもおすすめしたいアカウントの一つです。ロビンフッドと同等くらいの使いやすさがあります。機能をまとめると、

● FSTが可能な株やETFがあること
● 株ETFの取引手数料無料、仮想通貨取引手数料が安い
● 投資アカウントが複数持てる
● 他の投資家のポートフォリオが見られる
● SoFi Learnで手軽に学習できる

SFTが可能なので、資金力が小さなトレーダーにも便利ですね。ただしロビンフッドと比べると、FSTができる株やETFに制限があります。以前OracleやFortinetを買おうとしたときに、1株あたりのみの購入しかできなかったので。

FSTとはFractional Shares Tradeの頭文字を取ったもので、高額な株でも自分の好きな額で取引ができることだよ。大抵1ドルから購入できるよ!

株やETFの手数料が無料なのはもちろん、ここの良いところは仮想通貨取引の手数料が安いこと。今のところ最安値ですね。以前紹介したロビンフッドですが、クリプトの手数料が無料と聞いていたのですが、実際取引するとコインベースと同じくらい引かれていました^^; SoFiも手数料は掛かりますが、かなり安いです。取引額にもよりますが、最高でも1.25%のレートは安いと思います。

見た目はこんな感じです。スマホで簡単に取引できるのと、とても見やすいですよね。

人気な株だったり、今日のトレンド株、検索歴、ギャップダウン、ギャップアップが大きかった株などのリストが見られるんですね。このあたりはロビンフッドと同じですが、少しずつ株を買っている投資家にとって、ギャップを利用するのはかなり効率の良いテクニックですよね。

これが投資開始日と現在の損益トータル。
 
昨年の9月29日から始めて、ETF以外は全部各$5ずつ投資しています。Buying Powerは投資に使える現金分です。現在のところ、$475分投資していて、トータルゲインが$53くらい。10%くらいなので悪くないですよね。ここからマーケットの暴落があればすぐ下がりますけども。2月に暴落が来るって噂はわりと信じていたりします^^;

そして、このSoFiの投資アカウントですが、一般アカウントの他に、IRAの積立投資アカウントも複数無料で作ることができます。面白いのが、SoFiを利用している、有名な一般投資家のポートフォリオも見られるんですよ。

投資のアイディアがない方は、こういった成功者を参考にして投資ができますね。

そして、これはスタッシュなどの投資アプリでもありますが、SoFiにも専用の学習プラットフォームも充実しています。

このInvesting 101は便利です。専門用語を調べたりするのに使っています。最近の投資アプリでは、SFT可能、手数料無料、学習プラットフォーム、はもうデフォルトのようになっていますね。

保険も見てみよう


BorrowやProtectのサービスは利用したことがないのですが、ちょっと調べると面白い発見もありました。まず保険ですが、4種類あるようです。

● 生命保険
● 自動車保険
● 家主保険
● 借り主保険

生命保険は、SoFiで提携するLadderという会社のプランのようです。個人的にはしばらく考えていないのですが、生命保険のカバレッジは100K(10万ドル)からあるようですね。10年から30年のスパンであるようです。途中でプラン変更も可能なのは良いですね。

オンラインの簡単見積もりもやってみたのですが、毎月どれくらい支払うのかが出てこないのですが、レビューなどを見ると、フルタイムの2,30代(ミレニアル世代)で毎月$15〜$30くらいだそう。お子さんがいるご家庭は、何かしらの積立は必要ですしね。SoFiのプランも悪くなさそうです。

車保険はRootという会社のプランを採用しています。自動車保険なので、どのタイプのカバレッジにするかで価格も変わりますし、何の車種か、どこの州に住んでいるかも重要です。ニューヨークやサンフランは最も高いエリアですよね。以前LAでボロ車を持っていたときは、対人のみのカバレッジで毎月$10しないくらいだったと思います。

SoFiからはあまり情報がないのですが、Rootそのもののレビューを見るとわりと平均的。良いといころはかなり割安とのことです。とあるレビューを見ると、ディダクティブル(自己負担)ありで対人、車両が付いているプランで、大手のステートファームと比べて、価格が25%ほど安いですね。ですが、内容を見ると、安い分カバレッジは低いですね。ということで、Rootはカバー額が少なくても節約したい方におすすめです。

一つ注意点ですが、州によってRootが適応にならない州もあるそうですので、事前に確認してみてください。

家主・借主保険はあのレモネードと提携していた!


ここが今日一番驚いたところだったのですが、最近IPOしたレモネードという保険会社がありますよね。このレモネードとSoFiが提携していたようなんですね。個人的にこのレモネード株を持っているので、今度記事にしようと思うんですが、レモネードのホーム保険はかなり格安で、自分も入ろうかと迷っていたんですよ。

他社を詳しく調べていないので、比較してどうかは言えないのですが、価格は毎月$10弱で、火災や盗難などに適応されます。おそらくカバー額が他社と比べて少ないのかと思いますが、家に物がない自分にとって、大事なものってPCくらいなんですよね^^;なので重要なのは、当面の住まいと必需品分の保証かなと。

ニューヨーク・サンフランのように、周りと密接していたり、古くて火事被害の起こりやすい物件って多いですよね。NYだと自分がいくら気をつけていても、隣で火災があったら絶対に被害が及ぶほど、狭いしおんボロだし、なのに家賃高いし。。NYは地震が少ないのは良いのですけどもね。

ホームオーナー保険もあります。最低$25からあるようです。これもまたお住まいの地域や築年数、広さによっても変わってきます。

ローンのレビューは悪かった。。

さっき学生ローンはSoFiの起源だと話しましたが、調べてみると意外にもレビューは良くないみたいです。SoFiにはローンが複数あり、

● 個人ローン
● ホームローン
● リファイナンス
● 学生ローン

これがSoFiの個人ローンの他社との比較ですが、

個人ローンではDiscoverやクレジットカードと比べると、APRが割安で、手数料がないのは良いですね。借りられる上限も他社と比べると大きめですね。モーゲージなどの家を購入する際のローンは、10年から30年であり、以前読んだMotley Foolのアナリストの記事では、大手のモーゲージローンの中でSoFiが一番安かったとのこと。

さて、一番気になるのはSoFiの売りである学生ローン。学生ローンには2種類あるようで、①Refinanceと②Private Studen Loanがありますね。ちなみに、ローンの利子にも2種類あり、固定(Fixed)と変動(Variable)が選べます。これは個人ローンやホームローンも同じです。

①は学生ローンのリファイナンス、借換のことで、いわゆるローンの変更といった感じです。ローンを変更する理由としてはいくつかあります。1つ例に取ると、従来のローンが変動金利のローンだった場合、その利子が安くなったタイミングで、新しい条件の良いローンに変更し、従来のローンを払い終える、といった事もできます。固定金利は常に変動しないので、将来の支払いの計算が明確にできる利点がありますね。

②が一般のプライベート学生ローンですね。

このようにSoFiの学生ローンは、学校、学位の種類や、親御さんが払うものなどで、4種類に分けられていますね。

SoFiの学生ローンの良いところは、プライベートにしてはAPRが低めであることや、遅延料が掛からないこと。そして、SoFiには、ローンを組んだ人なら誰でも無料で利用できる、ファイナンシャルアドバイザーがいるので、ローンの計画や支払いプランなど相談しながら決められるのは良いところ。

さて、最後に気になるレビューですが、一般にリアルなレビューはConsumer Affairsで探せます。たくさんあるのですが、1つピックアップしてみると、

何かの手違いであってほしいですが、クレジットスコア800以上で学生ローンのリファイナンスを落とされたとあります。800というのは非常に良いスコアですよね。これ以外にも700後半以上のスコアでも、本人確認ができないなどの理由で落とされているんですね。

これはかなり良くないことだと思うんですよね。実際にそのクライアントの情報は持っていて、査定もしているんですよ。そのせいでクライアントのスコアに影響があったわけですし、本人確認ができないわけないと思うのですけどね。

調べてみると、SoFiのローンは敷居が高いと言われていて、最低ローン額も他社と比べると、高めに設定されています。

主に私立四大や大学院などに入学できるような方、そのご家庭や、例え借金をしても、それを返せる宛が十分にある方向けなのかなと。なんというか、学費は払おうと思えば払えるけど、その分は投資に回して、学費はローンしてちょっとずつ返済したほうが、資金繰りの面で良くなりますよね。

おそらくそういった、ファイナンシャル・リテラシーの高い裕福層のクライアントのための学生ローンを目指しているようにも感じます。先程挙げた動画でのCEOの話だと、ターゲットはミドルクラス以上(だいたい年収$100,000以上)のミレニアル世代向けと言っていますしね。

もしかしたら、クレジットスコアだけでなく、その方の家庭状況や職業、住んでいる地域なんかも影響するのかも知れません。完全憶測ですけども。。やっぱりプライベートローンの闇は、SoFiだけでなく多いのかもしれませんね。

2021年5月20日時点でのアップデート

*2021年5月20日のアップデート
最近、IPOEやSoFi上場、で検索され訪問くださる方が増えているようなので、2021年5月時点で、いくつか分かったことや訂正をアップデートしますね。

訂正と新たに分かったこと

この記事を執筆した時点では、SPAC企業の仕組みが分かっておらず、所々“上場”という単語を使っていますが、正確には“契約状態”です。すみません。。SoFiは、まだ上場したわけではなく、現時点でのIPOEは、カマスさんのSPAC会社(Social Capital Hedosophia Holdings)で持っている空箱状態です。

ただし、このブログ記事を書いたときから変わらず、IPOEはSoFiがマージ所有権を持っていることは確実です。昨日、今日と2度に渡りSoFiに問い合わせる機会があったのですが、近々上場(マージ)はすることは確実、と仰っていました。ただし、いつかは教えられないとのこと。(でも2人ともPretty soonと言っていました!)

気になったので、モトレーフールのブログを見てみると、SOFIというティッカーシンボルで、6月1日火曜日から取引ができる予定、とのことです。

株式償還について

昨日、今日とSoFiに電話した理由ですが、株式償還のメールが来ていたんですね。突然A voluntary corporate actionといったメールが届き、日本語では自主的な企業行動とかって出てくるしで、内容が分からず電話した、といった背景です。

今回の場合、これはSoFiが正式に上場日が決まり、投資家に対して、投資を継続するか、もしくは株式を償還するかを決める権利を与えるもののようですね。株主総会は27日のようです。最近株価が上昇しているのは、おそらくですがこのためだと思います

この株式償還のイベントについてですが、これまで空箱(マージ前のSPAC)に投資してもらっていたけど、その間SoFiの企業そのものの業績や実態を聞いて、それでも投資を継続するか否かを、マージ前の最後に決める機会が与えられる、といったことかと思います。

ですが、この償還には手数料もかかり、規定の$10に償還されてしまうんですね。SoFiの株価は既に$10を超えているので、もし株を売りたければ今のうちに証券会社から売ったほうが断然お得ですよね。。これ受ける人いるのかな。。^^;

SoFiは買い?

個人的な意見としては買いかと思っています。やっぱり、SoFiは使いやすいし、サービスが良いです。これはユーザー目線での正直な意見です。

現在のところ、IPOEをそこそこ保有しており、マージ前に売る予定はないです。ただし、先日のコインベース上場のときのように、上場直後に株価が期待上げするようなら、半分くらいは一旦売る可能性はあるかなと。コインベースと比べて、SoFiは知名度も低く、そこまで株価は上がらないと思いますが、とはいえ$10、$20で上げ留まるような会社ではないと見ています!

数週間前のMad Moneyでのジム・クレイマーは、あまりおすすめ気味ではなかったですが、個人的には、かなり良い投資対象になるのでは?と思っているので、上場後どうなるかとても楽しみです。

まだ短期目線で安いときに買おう

個人的にはSoFiのサービスは気に入っていますし、今後も頑張って欲しい企業です。ただ、やはりスパック上場ということで、あまりSoFiの内側の詳細を知れていないのと、他のファイナンス系の株価を見ても数百ドル止まりなので、現在の株価から何十倍といった上昇は厳しいのではと、個人的には思います。サービスは将来性があるのと、SoFiを使うミレニアル世代も多いので、期待上げの現象は起こりうる株と思います。長期はまだ置いといて、短期、中期的な短いスパンのために、買っておくのはありかも知れません。何かの参考になれば嬉しいです。