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アメリカ在住者の仮想通貨取引について【ルールや取引所、ウォレット、DeFiなど解説】

コモディティ トレード 仮想通貨 長期投資

今日はアメリカ在住者の仮想通貨の買い方や取引ルール。そして取引所やウォレットについて紹介するよ!

明けましておめでとうございます。オルカ(@orca_blog)です。
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ここ最近ストックマーケットは方向感が掴みにくく、その分貴金属や仮想通貨(クリプト)が好調?ですね。最近の高橋ダンさんのYoutubeでも仮想通貨のことを話されていたので、仮想通貨取引を考えている方も多いのかなと思います。

そこで今日は、アメリカ在住者が使える仮想通貨取引所やウォレットについて解説します。また、私の体験談を交えながら、自分が取引する前に知っていたかった取引ルールなどについても少しだけ紹介します。

米国で仮想通貨を取引する前に知っておきたいこと


ニューヨーク州で仮想通貨の取引ルールが他州よりも厳しいことを知ったのは、2019年の夏頃にバイナンスの口座開設しているときでした。

バイナンスは良くも悪くもセキュリティーが厳しく、登録プロセスは何回やってもエラーになり、なかなか次に進めず悪戦苦闘していました。

そのセキュリティー認証には、個人情報の入力やIDカードを送った挙げ句、わざわざパソコンの前で変顔させられたり、どんな拷問だよ、と思いながら、結局エラーになり登録できずに、一日中変顔して終わったんです。

で、何事かと思ってバイナンスのサポートにメールすると、あ、君ニューヨク在住だね。ニューヨークでは取引できないんだよ♪と言われ、あぁ?ってなったのを覚えています。

元はと言えば、自分が最初に調べていないのが悪いんですけれど。バイナンス側も口座開設ページとか分かりやすいところに書いておいてくれ。と心底思いましたね。

今ではアメリカ在住者用にバイナンスUSになってるけど、それでもニューヨーク州などの一部の州では使えないんだ。

というか投資の世界は基本どこも不親切。。現在は変わっているのかも知れませんが、調べてから行動しないと私みたいになります。なので、アメリカでは仮想通貨の法律が州によって違うよ、ということは知っておいたほうが良いと思います。

仮想通貨の取引方法

こちらが今日話の内容に出てくる、最近のダンさんの仮想通貨の関するYouTubeです。

最後の方で取引について触れられていますが、ここでダンさんはウォレットで取引するのが一番良い、取引所での取引はマージンがあるかないかを確認、などのことを仰っています。

既に取引されている方なら意味が分かると思いますが、もしこの説明でも、??になっている方のために、まずは仮想通貨にはどんな取引があるのかを説明します。

仮想通貨の取引には大きく2種類あって、

① レバレッジを掛けられるマージンアカウントで取引する
② レバレッジを掛けられないアカウントで仮想通貨を購入する

この2つの大きな違いですが、投資家目線から簡単に言うとショートエントリーができるかどうかの違いです。

①の取引ができる取引所は、英語だと特に、スポット取引(現物取引)ができる取引所をExchangeという言い方をしていますね。

①は例えば、レバレッジを掛けた仮想通貨のスポット取引や、デイバティブ取引(先物やオプション)のことで、空売り(ショート)でエントリーが可能です。

こういった取引ができる取引所では、マージンアカウントを使うことができます。

マージンとは、取引所からお金を借りてレバレッジをかけられるアカウントだから、実際の値幅の利益や損失よりも大きくなるよ。

ダンさんの仰っている、マージン有りなしの確認、はこのことかと思います。

レバレッジが使えると、自分の元手資金よりも大きな額の証拠金で取引できるので、利益の可能性は高くなるけど、同時にリスクも大きくなるね。

スポットトレードは、この中でも一番手軽にできる取引です。レバレッジを掛けても掛けなくても取引はできますが、レバレッジを掛けないと値幅の許容範囲は狭くなるので、元手が小さいとマージンコール(証拠金追加かポジション解消命令)がかかりやすい欠点もあります。要は、レバレッジは使い方次第で武器にも殺人鬼にもなります。

①の取引は、FXのように短期取引で利益を得たいときや、ヘッジとして取引したいときにおすすめです。

一方、②は仮想通貨を購入、またはそれを売る取引です。

これで取引(購入)した仮想通貨は、いわゆるウォレットというクリプトの銀行の口座のようなものに、仮想通貨を貯めておけます。取引所によっては、スポット取引と仮想通貨購入が両方できる取引所もあり、スポットで稼いだ額で仮想通貨を購入したりできます。

②の取引所は、英語ではBrokerWalletと表記していることが多いように思いますが、この2つは違うのであとから説明します。②では、買ったものを売ることしかできないので、始めから売りで入ることはできません

②の取引は、仮想通貨を長期保有するのにおすすめです。ダンさんの仰る、ウォレットで購入するのが一番簡単、というのはこのことかと思いますし、これは私もそう思っています。

アメリカで取引するなら知っていたいルール

アメリカでの仮想通貨取引は、日本と違って制限されていることが多い印象です。米国のルールを思いつく限り書いてみると:

レバレッジが制限されている
州によってマージンアカウントが使えない

先日、FXについてアメリカでのルールや日本との違いについて、こちらの記事で書きましたが、ここでアメリカは海外と比べて厳しい規制がある、ということを紹介していますが、それは仮想通貨においても同じなのです。。

アメリカで使える取引所で、マージンアカウントのレバレッジは最高でも5倍までしか見たことがありません。取引所によっては、US専用のアカウントとそれ以外とで分けていることもあるくらいです。

ですが、そんな低いレバレッジでも、スポット取引ができるなら良いんですよ。問題は、州によってそれすら許されない州もあるんです。

私が2019年にバイナンスでアカウントを開けられなかった理由が、この州による規定です。

ニューヨーク州では2015年に、DFS(金融局)が仮想通貨の法律(23 NYCRR Part 200)を改正して、ニューヨーク在住者はスポット取引ができなくなったんだよ。

他にも規制の厳しい州はあって、例えばハワイ州やワシントンDCなんかも厳しいと聞いています。もし、マージンアカウントでの取引を考えている場合、お住いの州が取引可能な州かを確認してみてください。個々のブローカーで変わってくるので、直接取り引き所に聞いても教えてもらえます。

仮想通貨で利子を稼げるEarnとは


実は仮想通貨で稼ぐ方法は売り買いだけではありません。その一つがEarnです。

ここ最近流行りだしたDeFiですが、徐々に多くの取引所でも見られるようになってきました。

DeFiとは分散型金融の意味で、“Decentralized finance”の略語だよ。従来の金融機関(仲介役)を通さないブロックチェーン上のシステムのことだよ。

仮想通貨取引所を調べると、必ずと言っていいほど目にするEarn機能ですが、Earnとは、DeFiシステムを使い、ユーザーが仮想通貨を貸し出すことで、利子を得る仕組みです。

簡単に言うと、匿名の個人が銀行になってお金を貸すことで、貸付利子(インタレスト)を稼ぐイメージだね。

このとき貸し出す場所とは、DeFiシステムがあるプラットフォームで、例えば、コインベースやGeminiなどの仮想通貨取引所だったり、ユニスワップやAAVEなどのスワップ専門のプラットフォームがありますね。

貸し出すと言っても、借り手が出てくるまで待たなければならないのではなく、プラットフォームに仮想通貨を預ければ、その時点で利子を稼ぎ始められます。

ただしあくまで取引は個人の責任であり、万が一ハッキングなどが起こってもプラットフォームは一切責任を負いません。従来の金融機関(銀行)のようなセキュリティーは強化されておらず、リスクは高いことは確かです。

ですがEarnの素晴らしいところは、銀行にお預ける利子より何倍もの利子を稼ぐことができることです。これは貸し出すプラットフォームや、何の仮想通貨を貸し出すかで変わってくるのですが、5%、10%のAPYも存在します。

銀行を見てみると、私が使うCapital Oneオンラインバンクのセービングアカウントは高いAPYで有名ですが、そこでさえ0.4%APYです。チェイスやシティバンクなんてびっくりするくらいの低利子で、ほとんどないようなものですよね。

そういった意味でも、今後DeFiがセキュリティーを強化すれば、Earnは個人の金融の主流になってていのではないかな、と思っています。

アメリカで使える仮想通貨取引所

では、仮想通貨取引所を紹介しますが、最初に先程出てきた言葉の説明だけしておきます。

取引所の種類について


先程少し英単語を紹介しましたが、ExchangeやWalletなどが出てきましたが、今後自分で取引所を決める際に、その取引所にはどのタイプかを調べてみてください。

Broker… 取引ができる業者全般
Exchange… 主にスポット取引ができるブローカー
Wallet… 仮想通貨を保管できる場所

個人的にブローカーとは、取引所全般を指すと思っているのですが、色々調べてみるとBrokerとExchangeを分けている場合もありますね。ですが基本的には、仮想通貨の取引ができれば、その取引がどういったものであれ、ブローカーと呼ばれることが多いです。

エクスチェンジは、スポットトレードなどの、売り買いのプラットフォームを提供しているブローカーという印象です。後で紹介しますが、USでは数が少ないのですが、有名どころだとバイナンスやBittrexがそうですね。この2社はアメリカでは州によって使えないんですけども。

ウォレットは、仮想通貨を貯めておく保管場所のことで、ブローカーがウォレット機能を持っている場合も多いです。例えば、コインベースもその一つです。Edgeのようなウォレット単独の会社もありますし、USB型の持ち運び可能なウォレット(Ledgerなど)もあったりするくらいです。

明確な決まりはないですが、エクスチェンジではわりとウォレット機能がない、または別になっていることが多いと思います。そして、ウォレット単独という会社も数は少ないですね。個人的には、専属のウォレットがあるブローカーの方が安心のように思います。

仮想通貨のマージンアカウントが使える取引所

では、アメリカ国内の取引所で、マージンアカウントが使える取引所を紹介します。

● バイナンスUS
● ビットレックス(Bittrex)
● コインベースプロ(Coinbase Pro)
● ウィーブル(Webull)
● クラーケン(Kraken)

他にもあると思いますが、メジャーなところはこの5社がUSで認可されているレバレッジが使える数少ない取引所です。

厳密には、株式トレードのブローカーで有名な、AmeriTradeCME Groupで提供しているプラットフォームも、クリプトのマージンアカウントが使えるのですが、これには最低$25000のデポジットが必要だったり、先物、オプション用のプロトレーダー向けのアカウントになっています。

バイナンスビットレックスは、1,2年前に米国在住者用のプラットフォームができました。そのためアメリカでも使えるようになりましたが、州によって使えないとろこもあります。

ニューヨーク以外でも、バーモント州やハワイも厳しそうだね。

詳しい州ごとの規定は、ビットレックスはこちらを、バイナンスUSはこちらをご覧くださいね。

ですが、世界的には使われている取引所なのと、バイナンスはバイナンスコインの購入もできますので、該当する州の方へはおすすめです。

そしてコインベースは私も使っているブローカーですが、州によってはプロバージョンのコインベースプロも使用可能です。2つは同じ会社ですが、違う取引所と思って良いと思います。コインべースではそこで提供するウォレット機能もあります。

プロバージョンはスポット取引も可能で、見た目もこんな感じで見やすいですね。

レバレッジは3倍まで。プロバージョンは手数料も安く、プロを使える州の人たちは、コインベースでクリプトを買うよりも、プロで買ったほうが手数料が安いとのコメントも見かけます。現在はニューヨーク州在住でも使えるようになりましたが、依然レバレッジ取引はできません。。

株の売買プラットフォームで知られるウィーブルは、ここ最近クリプトのマージン取引もできるようになりました。おそらく株式と同じで、デイトレードならレバレッジが最高で4倍までかけられるかと思います。

ただしウィーブルの場合、日をまたいで行うトレードには2倍までしかレバレッジがかけられませんし、ニューヨーク在住の方は仮想通貨取引には使用不可です。

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そしてクラーケンもスポット取引が可能な取引所で、レバレッジは最大5倍まで掛けられます。今の所ここが最大ですね。スポット取引の場合は、クラーケンフューチャーのアカウントが必要です。こんな感じ。
通貨購入も可能ですが、ここではウォレット機能はないので、ウォレットは別に開けたほうが良いですね。

アメリカに住んでいたらハイレバ取引はできないの?


ちょっと余談ですが、中にはどうしても海外の取引所のような、高いレバレッジで仮想通貨取引をしたい方もいらっしゃると思います。

残念ながら米国に認可されている取引所ではできないのですが、もしリスク高めでも大丈夫、という方なら、オフショア取引所を利用するのも手立てです。

規定の緩い国のFXの取引所では、アメリカ在住者でも請け負うところはまだいくつか存在しています。(オフショア取引所についてはこちらの記事で解説しています。)

また、一般的にはアメリカ在住者は受け入れていない取引所でも、有料のVPNを使えば使えるとかで、Reddit民を見ているとどうにかして使っている方もいるようですが、これは納税の際に大丈夫なのか気になるところ。

もっと知りたい方は、“Crypto, VPN” で自分でも検索してみると良いと思います。

仮想通貨購入ができる取引所

では最後に、仮想通貨の購入ができるブローカーはです。購入だけなら、USで使える業者は山ほどあります。今回は使いやすく、評判の良い取引所を挙げておきます。

● コインベース(Coinbase)
● SoFi
● Gemini
● ロビンフッド(Robinhood)

コインベースは、2018年にビットコインを買ったときの最初の取引所です。

仮想通貨専門の取引所で、2今年上場しましたね。メジャーな仮想通貨はもちろん、他のマイナーなアルトコインも多いです。

スマホアプリで簡単に購入ができて、手数料は高めですが、全く取引したことがない初心者でも取引しやすいのが一番のおすすめ理由です。

購入も、その時の価格で取引ができることも良いですね。コインベースにはウォレット機能もついているので、購入してからの貯蓄にも不自由しません。

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次はSoFi(ソーファイ)。これも自分が使っているアカウントの一つなのですが、ここはローンやオンラインバンクを提供している会社です。

当時まだコロナショック前で、経済緩和する前だったので、利息の高いオンラインバンクを探していて見つけたのがSoFiでした。SoFiはクリプト以外でも本当にオススメの会社なので、この記事でも解説しているので、良かったら見てみてくださいね。

SoFiはクリプトの取引手数料が最大1.25%掛かりますが、株式やETFも好きな額で購入ができるFSTもあるので、便利で安全に保有できることが魅力です。

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3つ目はGemini。私が最近使い始めた、ニューヨークで唯一高APYのEarn取引ができる取引所です。

以前はよく地下鉄を利用したときに広告にも大きく出ていた会社ですが、最近YouTube広告でかなり宣伝していますね。

Geminiもスマホアプリで簡単に取引が可能で、最近ではクリプトの数も増え、コインベースで取引できないメタバーストークンも取り扱っています

手数料はコインベースと全く同じで、$25以下で$.99、$50以下で$1.99、$200以下で$2.99です。それ以上からは1.49%になります。

セキュリティーも安全なのと、なにより規定の厳しいニューヨーク州でさえEarnができることが魅力なので、ぜひおすすめしたい取引所です。

*Geminiは2022年11月のFTXの破綻により、レンディングで提携先していたGenesisがFTXに顧客の資産を預け全て失い、顧客に返せなくなりました。なのでもうお勧めできません。申し訳ございません。

最後は私が最もおすすめするロビンフッド。ロビンフッドは取り扱い銘柄は少ないものの、仮想通貨取引手数料格安で購入ができるのが他社ではない魅力

スマホで簡単に取引ができるのと、取引したときの価格がすぐ反映されることも良いですね。最低入金額も決まっていないのと、株やETFも購入できるので、投資初心者には一番おすすめのブローカーです。

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クリプトは数ある取引商品の一つとしておすすめ

先日のリップルのように、クリプトはどうしても、リスクの面は他の商品と比べてもまだ大きいなという印象です。そのため法律が変わることもあると思いますし、今日話したことが今後変わっていくことも十分考えられます。その時はまた随時アップデートしていきたいと思います。数あるコモディティーの中での一つとして、リスク分散として投資するのが良いですね。