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【米国株・FX】ウィークリーアナリシス:6月6日週 ~チャートが美味しそう!気になる中長期銘柄10選~

ウィークリーアナリシス トレード

今週のウィークリーアナリシスは、恒例米国株式市場と取引優位性のある銘柄を分析した後、FX(カナダドル)の分析解説。今日のテーマは、今チャートが気になる中長期銘柄の紹介と分析をしていくよ!

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
オルカのインスタ
*インスタでは個人的に好きなor買った中長期銘柄を紹介しています!

今回のウィークリーアナリシスは、T3ライブのサミさんのYoutube分析で出ていたことを含め、現在のマーケット分析と先週の取引。そして今週取引優位性のある銘柄、恒例カナダドル(USDCAD)の分析をします。今日のFX部門では、今週取引優位性のある通貨ペアも紹介しています。また今日のテーマは、“中長期的な目線で見たチャートが美味しそうな銘柄たち” ということで、チャート的に今後取引優位性の高いなと思っている、長期スイング、もしくは長期投資に良さそうな銘柄を紹介、分析します!

記事の目次
1, ウィークリーアナリシス
− マーケット分析
− 今週取引優位性のある銘柄
2, 中長期目線でチャートが美味しそうな銘柄たち!
− 中長期目線で気になっている銘柄10選
− チャート分析
3, FXの分析
− 今週取引優位性のある通貨ペアの解説
− 現状のUSDCAD分析
5, あとがき

先週の取引・マーケット分析

先週は横ばいからのプルバック、そして金曜日に上げてきた相場ですね。今週もこの上昇圧力が続けばいいですね!今日は、前回時点で短期取引で優位性のある銘柄を紹介していなかったので、恒例のマーケットのチャート分析と、今週取引優位性のある銘柄のみ解説します。

ウィークリーアナリシスと取引優位性のある銘柄

マーケット全体の分析
SPY: 0:08~
IWM: 1:00~
QQQ: 01:57~

今週取引優位性のある銘柄の紹介
BYND: 02:37~ (weekly 123 pattern)
SKY: 03:39~ (weekly 123 pattern)
MD: 04:24~ (weekly transition A, pullback)
OTRK: 05:12~ (Transition C, Gap down)
MBIO: 06:50~ (daily 123 pattern)
NMRK: 08:10~ (weekly, daily pullback)
PEI: 08:37~ (daily pullback)
IDCC: 09:19~ (weekly 123 pattern)
NLOK: 10:04~ (weekly 123 pattern)
SALM: 10:50~ (daily 123 pattern)

取引ポイントの用語ですが、こちらでチャートパターンについては解説していますので、ぜひこちらの記事もご覧くださいね。

では、現在のマーケット全体についてですが、ここでも簡単にまとめると、SPYは、今週ここの最高値ラインは超えてきそうな上昇圧力があるように見えるので、上目線で取引できるかなと。ただし、レコードハイの後の週明けは、ギャップダウンすることもあります。その場合、日足20MAを深堀りするようなら、来週は下落基調になりそうですね。

IWMも、週足では陽線続きで上昇優位性が高そうですが、日足では、大きなレンジ中の小幅レンジを作っている状態。この小幅レンジをどちらに抜けるか見ていきたいですね。この前回最高値の230のラインを上抜けられるなら、最高値の235までは可能性として考えられそうです。下落のシナリオは20MAを深ぼった時ですね。

QQQも上昇目線で見ています。このまま最高値の342まで行けるポテンシャルはあると思います。そこを付けてきたときの上昇圧力に注目ですね。

サミさんの分析では、かなり上昇優位で見ているのが分かりますね!

これまで、SPY、QQQ共に、日足レベルでリテスト⇒上昇⇒調整下落という流れでしたが、その調整下落が20MAで支えられ、その後大陽線が出ていることから、ここから上昇継続が見込める。とのことなんですね。

これは、日足レベルの123パターンになる可能性が高いよ、ということで、もしそれが現実化する場合、数日間は実体部分がほとんどない小さなコマが連続し、そこからの大陽線、という値動きですね。

IWMはずっと横ばいだけど、いずれは上限を超えてこれるかもね、との事です。

中長期目線でチャートが美味しそうな銘柄たち!

色々な銘柄のチャートを見ていると、短期足ではそうでもないけど、週足、月足レベルで優位性のある銘柄が多いんです。今日はその中でも、長期投資に持っているものを含む10銘柄を紹介します。

分析ですが、現時点での解釈になります。会社の突拍子もないファンダメンタルで大きく下げてしまう可能性や、この節目を割ったら優位性がなくなるな、というものあるので、その辺りは最初にお伝えしておきますね。

中長期目線で気になる銘柄名10つ

ではその銘柄名です:

●BMY (Bristol Myers Squibb)
● IBM (IBM)
● MO (Altria)
● BDC (Belden)
● CVS (CVS)
● UL (Unilever)
● PSFE (Paysafe)
● BOX (BOX)
● DBX (Dropbox)
● RPRX (Royalty Pharma)

どれも身近で聞き慣れる企業ばかりですよね。概ねリタイアメントの長期投資に良い安定銘柄を選んでいますが、中には、あくまで長期的なスイング取引として見ている銘柄もあります。

それがBDC, PSFE, BOX, DBXです。

ドロップボックスやボックスは、需要も高いので応援したいのですが、まだまだ赤字拡大している様子なので、長期投資にはオススメしないです。

Paysafeは、投資家の間で話題になっていますが、これもまた赤字企業。ただし、利益拡大していることで、おそらく上げていけるポテンシャルはあるのかな、と思っています。

BDCは、企業のファンダメンタルは調べていないので分かりませんが、チャート的には良い銘柄だったので紹介しています。

チャート分析

今回も、チャート分析は動画で紹介しているので、良かったら見てみてくださいね。

銘柄名と時間
−前置き: 0:04~
−BMY: 0:57~
−IBM: 03:10∼
−MO: 04:45~
−BDC: 05:33~
−CVS: 07:04~
−UL: 08:06~
−PSFE: 09:39~
−BOX, DBX: 11:04~
−RPEX: 12:48~

補足すると、ブリストールマイヤーズ(BMY)のチャートは乱高下がスタンダードです。例えば、ベライゾンやドロップボックスなんかと似ています。ベライゾンはもっと酷いですけどね!

最近大きく上げてきたからそろそろ買おう!と思って買い増しすると、たいていそこから大きく下げます^^; 投資家泣かせの銘柄です。

紹介した理由は月足が綺麗だったからです。上昇優位になるのは、$70を超えてからですね。

IBMは私は既に買っていますが、$160の節目を明確に超えたら、もしくはまた下げてきても、レジスタンスのトレンドラインがサポートになるなら、そこは買い場かなと思います!

MOは前回のアナリシスでも紹介していますね。BDCは中長期的なスイングトレード用で、週足200MAと$55を超えたら、もう1段の週足の上昇が撮っていけそうです。ちなみに、最低サポートは現在の上昇をサポートするトレンドラインです。ここを割ったら様子見ですね。

CVSは、今の上昇をサポートするトレンドラインを割らなければ長期的に上昇目線です。

ULは、月足レベルの上昇をサポートするトレンドラインさえ割らなければ、長期上昇目線で見ています。長期投資としても買っています^^ スイングトレードとしても、次のレジスタンスラインまでは上げるポテンシャルはあると見ています!

PSFEは今は買い場ではないです。もし、今のレジスタンスラインを明確に上抜け、そのレジスタンスラインがサポートになって、上昇に転じたタイミングでの買いがオススメです。

ボックス、ドロップボックスは、短期の値動きは乱高下がスタンダードなので、短期的な大陰線は四六時中出ます。ただし、マクロレベルの逆三尊は機能すると思っているので、マクロでは調整作りながらの上昇が見込めます。最低サポートは、どちらも今の上昇をサポートしているトレンドラインです。これを割ってしまったらアウトオブシナリオです。

ロイヤリティファーマは、今短期的に上昇していますが、この銘柄の良いところは、長らく機能していたレジスタンスを、既に大きく上抜けていることです。

なので、次の崩れやプルバック後、上昇再開したタイミングで買うのがオススメです。

FXの今週の分析

先週は雇用統計で大きく動きましたね!全体的にFXは難しかったのではないかなーと思っています。今日も、今週取引優位性のある通貨ペアをいくつか紹介したあと、先週の値動きも見ながら、カナダドル(USDCAD)の分析をしていきます。最後のカナダドル分析だけ見たいよ、という方はこちらからどうぞ

今週取引優位性の高い通貨ペア

今回紹介する銘柄はこちら:

① USDCHF(米ドル・スイスフラン)
② GBPJPY(ポンド・日本円)
③ CADJPY(カナダドル・日本円)

今週はそこまで優位性のある通貨ペアが見つからなかったです。一応前回の継続として、戦える可能性のあるものを紹介しますね。

USDCHF
これは依然、前回紹介した逆三尊形成中とも見える銘柄です。

雇用統計で予想外に下げてきたので、取引銘柄から外そうかと思いましたが、まだ左肩最安値に届いていないので、逆三尊のシナリオの範疇です。

今週、もしここから上昇に転じる値動きがあればエントリーする予定です。

先週、この銘柄を取引したかったんですが、どうも自分の取引時間内に良いエントリーポイントがなかったんですよね。欧州タイムでの取引ですね。欧州タイムはどうしても難しい。。

GBPJPY
この銘柄は先週横ばいでしたね。一度エントリーしてみたんですが、材料があったり、レンジ続きだったので撤退し、そのまま様子見しています。

この節目を深ぼらずに、ここから上昇を見せてくるようなら、再度ロングエントリーという目線でみていますが、下位足でみると下落が強いですね。

もし深ぼってしまったら、その時の下げ止まりで、上昇再開の展開があれば、取引したいです。下の節目までブレイクダウンしたら、アウトオブシナリオなので様子見ですね。

CADJPY
この銘柄は先週はずっと横ばい。今週上昇できないか見ているものです。

この銘柄は先週持っていたんですが、レンジ続きで雇用統計前に撤退しました。

下位足で見ると、まだ下落が強いですね。この下げ止まりに注目です。

もし、この上から2つ目の節目やエッジ上限以内で下げ止まるなら、そこからの上昇は考えられると思うので見ていきたいです。エッジ内に戻るようなら、シナリオ修正ですね。

現在のカナダドルの分析

では、カナダドルの分析ですが、先週のカナダドルは以前レンジ継続でしたね。先週は、前回解説したエッジの下限を下抜けたところが、まともにできた取引だったかな、と思います。早速前回の4時間足から見ていきましょう。

前回はこのエッジ下抜けの可能性が高いよ、という開設をしましたね。結果は、

下抜けて、レンジ下限まで落としてくれました。

個人的には、ここを深掘って下落継続を期待したんですが、レンジ下限で大きく反発しましたね。利食いは15分足の反発大陽線です。

1時間足も強かったので、ここから途転しても良かったのですが、他の取引をしていたのでそのまま観察していました。あれから依然レンジ内をウロウロしていますね。

では、今週どうなりそうか週足も見ていくと、

依然レンジ内を推移。ここをどちらに抜けていくかは、下位足でしか判断できません。

日足は、

今回、木曜日の大陽線を打ち消してはいないですが、金曜日の足は陰線坊主。依然下落は強いですね。

4時間は、

このエッジはもう機能していませんね。

今週下落するなら、ここから下落圧力強含んで下げられると思います。もし上昇するシナリオを考えるなら、今の下落が下限前で下げ止まって、そこから上の節目がより意識されているよ、という値動きがほしいなと。今はどちらかといえばレンジ下限のほうが意識が向いています。

なので、例えここからレンジ下限付けてきたとしても、下ヒゲ長いピンバーを作ってくるなど、徐々にレンジ下限への集中が、薄れるような値動きがあれば、ここからの上昇は有り得そうですね。

あとがき

今週もマーケットが楽しみですね。前回紹介しているおすすめSPACのIPOEは無事マージされ、SOFIというティッカーになりました。もっと乱高下するだろうと思っていましたが、ほとんど値動きがなく。。このまま長期保有になりそうです。夏場の相場、どうなるかなーと考えているんですが、あまり上がらなそうですよね。テーパリングなどの経済ニュース的な理由だけではなく、USではパンデミックが終わり、外出がものすごく増えているんですよ。おそらく、これまで家にいて投資ばかりしていた若い投資家は、多くを利食いして、そのお金で遊びに行くことを考えると、あまり上がらない、もしくは下落も考えられるのかなぁ、なんて思っています。どうなるでしょうね^^

また現在、決算書分析の練習もしているので、この企業の株買おうか迷っているから分析してほしい、他人の分析が見てみたい、理由は何でも良いので、良かったら利用して下さい。個人の名前やメルアドなどの個人情報は一切必要ないので、こちらからは誰が投稿したか分からないようになっていますので、ご安心下さい。こちらからどうぞ。