しゃちログ。

【投資初心者必見】2022年に学んだこと~今年危ない銘柄、トレーダーと決算書分析、投資助言の罠など~

アメリカ生活 お金 コモディティ トレード 仮想通貨 米国株

今日は投資初心者向けに、2022年の経験失敗を経て筆者が学んだ、今後の取引に有益なチップを紹介するよ!

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
インスタ:オルカのインスタ

明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。

昨年後半はトレードにはほぼ手付かずの状態で、配信も時短のためにYoutubeかポスプラに何度か投稿したくらいでした。

ほぼトレードできなかった年ではあったものの、今日はどうしても2022年の総括として、小さいことだけど色々と伝えたいことがあるなーと思ったのでブログ執筆にしました。

投資初心者の方とか、投資歴はあっても最近特定の取引を始めたばかり、という方には有益であろう失敗談や、取引に知っておくべきことを一挙まとめて公開していきます!長いので目次から読みたいところだけ見てくださいね。

 *目次をクリックするとそこに飛びます。

2022年に学んだこと


2022年は学校に行ったりバイトしたりで、けっこう他のことで忙しい年だったんですね。

そんなこともあってあまりトレードに時間を割けなかったという事情はあるんですが、それでも学ぶこと(失敗)は尽きない年でしたね^^;

ということでさっそく一つ目から解説していきます。

コモディティー取引が難しい理由


昨年最も学んだことといっても過言ではないんですが、コモディティー取引(中長期スイング)の難しさを思い知ったこと。

投資経験者なら当たり前のように知っていることを、トレード歴4年でやっと気づいた感じです。。むしろまだまだ理解は足りていないです。

難しい理由を超簡潔に言うと、

コモディティ取引はファンダメンタルがより根強く関連しているから

なんですが、私はもともとFXから入ったこともあり、ファンダメンタルについて学び出したのは2020年、コロナになってからだったと思います。

アメリカでは規制のために仮想通貨や貴金属トレードがしにくいことに気づき、2020年から米国株取引を学び、その延長で一緒にコモディティETFで取引をし始めた、という経緯です。

アメリカのFX業社はコモディティトレードに制限があるんだ。
詳しく知りたい方はこの記事を見てね!

今回ここで話す“取引”とは、主に中長期的なスイングトレード。デイトレや長期投資とかではなく、トレンドの波に乗って綺麗な上昇下落だけを取る取引のことです。

昨年話題のコモディティーといえば、ウクライナ戦争により高騰した原油天然ガス、そして2021年に一世を風靡していた仮想通貨の下落でしたね。

デイトレなら、完全テクニカルでその日の値動きだけを見て取引すれば良いですし、将来的に価値が上がるまで待つ長期投資なら、チャート関係なく買い集めれば良いですよね。

ですが中長期的なスイングになると、週足日足レベルでどこでエントリーするのか?が非常に大事な取引です。これは何を取引してもそうですね。

そこで、日足チャート的にこの節目を上抜けたらエントリーしよう!と完全テクニカルで取引していると、何かの要素で突如ギャップダウン。。なんてことがよくあるのがコモディティなんです。笑

コモディティ取引は米国株に比べて、分析すべき要素が違うことを学べたのは、2022年の最も大きな収穫でした。

以下がコモディティ取引において分析すべき要素です。

米国株取引でもこれらの要素は必要ではあります。しかし、その必要度合いがより大きいのがコモディティ取引です

まずチャート分析ですが、これはテクニカル分析と言われるものですね。例えば移動平均線やMACD、ロウソク足などから分析する方法で、エントリーポイントを探すために必要で、多くの方はこれはできていると思います。

しかしコモディティの場合、大前提に政治的な影響がどうであるとか、その年の天候や自然現象の影響はないかとか、そういったことが大きく関わっているのですね。

これを地政学リスクというよ!

例えば、現在問題になっている戦争や紛争、国家間の仲、財政破綻、災害などといったものが取引したいコモディティ価格に影響が出ないか、などですね。

直近で有名な地政学リスクはロシアウクライナ戦争でした。ロシアは世界でもトップの原油、天然ガスの原産国ですよね。

そのロシアとの緊張感が高まっていたときに、関連ニュースが流れればそのニュースの内容次第で、原油や天然ガス価格が上にも下にも大きく振れる、ということは織り込んでシナリオを立てる必要があります。

また景気サイクルにも目を向ける必要があります。これは現在の景気はサイクル中どこに位置しているのか?を考えることで、米国株分析でも参考になる要素です。

景気サイクルは金利の影響と関わりが深いので一緒に説明しますが、世の中の金利と景気には波があり、そのときどきで買われやすいまたは売られやすい商品があるんですね。

これを景気サイクルというのですが、いわば景気の流れのパターンのようなもの。

そしてこの景気サイクルに合わせて買われやすいセクターも変化するのですが、そのサイクルを “セクターローテーション” と言います。


出典:https://stockcharts.com/

上の図は景気サイクルとセクターローテーションを表しています。青が景気、オレンジが株価なので、株価は景気の先見性があることが分かりますね。

このように、好景気で金利が低いとハイテクやグロースが伸びやすい一方、インフレによる金利上げが始まるとエネルギセクターが買われやすい。

そして不景気になりヘルスケアや日用品、貴金属が買われやすい、などといった一連の流れは、完全にロジック通りになるわけではありませんが、ある程度パターン化していると言われています。

個人的に2022年は、金利上げの怖さを身にしみて感じた年でした。

今年買いたくないセクターとその理由のところで詳しく説明しますが、金利上げがこれほどまでにテックセクター、仮想通貨に打撃があるのかを肌で感じることができたのは、良い経験になったかなと。。

ただ昨年の仮想通貨の下げは、金利上げの影響以前に、そもそもパンデミック給付金をやりすぎた副作用や、仮想通貨取引所の度重なる破綻が更なる下落に貢献していたようにも思います。

それ以外にも、特定のコモディティ個別のニュースなどもその価格を大きく上下させるので、情報収集に注意深くアンテナを張ってなければなりません。

これまでにあった例として、リップルの訴訟とか、イーサリアムのWeb3.0への移行などがありましたよね。

コモディティは、結果論で長期的には上だった、下だったというチャートでも、スイング取引で綺麗な流れだけを取りたい場合、コモディティならではのファンダメンタル地雷を踏みやすいことは計算してシナリオを立てることが重要、と心底思いました。

そう考えると、コモディティや債権トレーダーは本当に天才だと思います!

1日で数千ドルなくした話


これはあまり言いたくないことなんですが、今年11月のFTXの破綻で資産の一部を失った話もしておこうと思います。

大前提に、投資は自己責任ということは理解していますし、これまでもトレードや投資で大損こいたことはありますが、ここまでやるせない気分になったのは初めてかと。。自業自得ですけどね。

アメリカでは仮想通貨取引所の一つにGemini(ジェミナイ)という取引所があります。そのうち破綻すると思いますが。

ここは米国ニューヨーク州在住者でも使える、厳しい規定をクリアした取引所で、自分も信頼して利用していました。

この取引所で人気商品のGeminiレンディングは、Geminiとパートナーシップを結ぶGenesis Global Capitalにお金を預け、そこで運用していたんですね。

もちろん顧客側にもそれは事前に知らされていましたし、それを承知でレンディングをしていました。

しかし、このGenesisが顧客の資産をFTXに預けて運用していたため、先日のFTX破綻で全てなくなったよ、ということなんですね。

もちろん、契約時に何があってもGemniは責任を取らないと言っていましたので、顧客側の自己責任ではあります。

ただ、一つものを言えるなら、Genesisの顧客資産のリスク管理には非常に大きな欠陥があったとは思いますし、そんな取引所と提携していたGeminiは二度と信用を取り戻せないだろうなと。

とはいえ、自分もレンディングしてからGenesisに関するニュースを追っていなかったのは大きなミスだったと思いました。

今回のような被害を防ぐために、今後Lendingで利子収入を得ることを考えている場合、以下のことに注意してください。

①は誰でも分かっていると思いますが、②は意外に面倒でやっていない方は多いと思います。

情報を追うにはツイッターがお勧めですが、仮想通貨最新情報を発信するブロガーやYouTuberでも良いです。

ツイッターを利用する場合、企業のアカウントをフォローするのではなく、企業に関する噂が流れていないかを普段の隙間時間に検索するようにしてください。

毎日やらなくてもいいですが、例えば仮想通貨のネガティブなニュースや、どこかが破綻しかけているようなニュースが流れていたら要チェックです。

また、名の知れた仮想通貨関連の金融機関の破綻があったら、一時的にでも一部現金化した方が良いと思います。

これは仮想通貨取引所だけでなく、その取引所と提携している銀行や資産運用会社にも言えます。

なぜなら、自分の資産を運用している会社名は分かっても、その会社がどのように運用しているのかまでは調べても分からないことがあるからです。

今回の騒動のとき、もしFTXの破綻が出た時点ですぐ引き出していたら助かっていたかも知れないんですね。

あの当時、一時はレンディングが停止するのでは?と不安がよぎりましたが、あとで時間があれば現金化しようかな、くらいにしか考えていませんでした。何かあればGeminiが連絡くれるだろうとすら思っていたくらいだったので。。

ですが実際にGeminiが顧客に通知を出したのは、Genesisが出勤停止したあとでした。むしろその数日前までは全く問題ない、というメールまで送ってきていましたからね。

これは仮想通貨の比率が高い人は特に警戒した方が良くて、仮に何も起こらなかったとしても、もし本当に資産を失っていたら?と想像したらそれでよかったと思えるはずです。

今回は総額$5000くらいですが自分にはとても大きかったですし、正直今回の損失で仮想通貨レンディングはもうしたくないと思いましたね^^;

ただ仮想通貨自体はまだ信じて持っています。きっとこういう時が底値なんでしょうから。。笑

著名人やサイトの投資助言の罠


スイングトレードをある程度取引をしていると、銘柄選定とエントリータイミングは全く違うものなんだなーと身に染みて感じます。

多くの方が、自分なりに信用している投資界隈で有名なプロをフォローしていると思いますし、私もいつも参考にしている投資家さんがいます。

ただその方々の配信のフィードバック欄を見ると、LierとかFake trader、ハズレまくりだとか罵声のようなお怒りのコメントもあるんですよね^^;

特にお金を出して投資助言をしてもらうサービスに関しては、それを参考にしてうまくいかなかった投資家たちの怒りは大きなものです。

個人的にも、あんたらのサービス株価操作でしょ?と言ってやりたくなるモトレーフールのような会社は好きではないです笑。

ただこれまで投資してきた中で、こういった助言に対する教訓として、

その投資助言は、投資戦略を立てる上で何の分析の参考になるのか?

を考えて配信を聞くようにしています♪

配信に対するネガティブなフィードバックは、確かに考えようによってはそうなんですが、一方で投資助言は、どんな投資の何の分析のための助言をしているのかは助言によって違いますね。

よくあるのが、〜の銘柄が良いって聞いたから買ったのに下がった!という場合、おそらくその投資助言はエントリータイミングの助言ではなく、銘柄選定の分析で参考になる助言だったのではないかと思うんですね。

それか、配信を全部聞けば説明しているのに、ちゃんと最後まで聞いていないことで、怒りにつながっている場合もあります。

ここで昨年の原油を例に見てみましょうか。例えば昨年2月下旬に以下のような助言があったとします。

今年はインフレ期待とロシアウクライナ戦争の影響で、原油セクターに妙味があると助言された場合、以下のことが分かります。

①戦争関連のニュース次第で大きく相場が振れる可能性
②インフレ鎮静のための利上げのニュース次第で相場が大きく揺れる可能性
③この助言ではエントリータイミングについては何も触れられていない

この助言では、地政学リスクと金利上げのセクターローテーションの影響で、原油価格は上がるだろうから石油株がおすすめ、ということが読み取れますね。

しかし逆に考えると、戦争が終焉に向かいそうとか、インフレが早く収まりそう、、というようなニュースが出た時には、年内でも原油価格は下がる可能性もあるんだ、ということをトレード戦略に織り込まなければならないんですね。

それでいて、いつエントリーすべきかというテクニカルな要素は一切助言されていません。

テクニカル分析を考慮した場合、どんな上昇相場でも多少の調整もなく上げ続けることはありませんし、エントリータイミングが数日違うだけで、最終的に取れる値幅は全く違います。

なので例え年間を通してパフォーマンスの良かった銘柄でも、陽線が何本も出てからエントリーした取引では、ほとんど利益が取れなかった、、で終わることもあるんですね。

このチャートで、もし長期スイング取引をした場合、そしてあくまでイグジットは的確にできることを仮定した場合で説明します。

もし28日にエントリーしていれば、その後の急騰急落はあれど、6月の次の高値まで持っていれば、30ドル近くの値幅が取れます。

しかし3月3日にエントリーしていたら、その後の乱高下で含み益と含み損が交錯するのを見守りながら、最終的に10ドル程度の利益を3ヶ月後にやっと取れる、という取引になります。

場合によっては、乱高下が怖くて途中でロスカットしてしまう、なんてこともありますよね。

そういった場合、助言通りに投資したのにうまくいかなかった! となりやすいんですね。

なので、投資助言通りにやってうまくいかなかった場合、その助言は何の分析に有効だったのかを見直してみると、失敗した理由が見えるかもしれません

経験者になってくると、仮に高値掴みしても持ち続け、下がったタイミングで買い増すことで相殺する取引ができるようになります。いわゆるナンピンですね。自分も今練習中です!

スイングトレードのナンピンは、資金運用効率を考えてハイリスク。明確なルールとそれを守る忍耐力が必須で、経験者でも何度も何度も失敗して、やっと得られるテクニックなんですよね。

助言通りに投資してみて、失敗なく常にうまく取引できることはほとんどないです。

損失は通り道なので、あまり気にせず、何度もシナリオ作成に試行錯誤して実戦で失敗しても、最終的に利益が出ればそれで良い思います♪

私がモトレーフールのサブスクを辞めたわけ


ここでちょっとだけ余談を挟もうと思います。(次の章はこちらからどうぞ。)

さきほど私はモトレーフールが嫌いだと言いましたが、以前は自分もストックアドバイザーはサブスクしていましたし、彼らの助言した株が爆騰したこともありました。

Motley Foolは米国発祥の投資助言会社だよ!
詳しく知りたい方はこのサイトを見てね。

サブスク期間は2018年末から21年末の3年間で、本当はもっと早く辞めたかったんですが、3年で$150のパックだったのでずっとサブスク状態だったという経緯です。

彼らの2019年のZoomとShopifyの助言は、その時期にエントリーして高値で売り抜けていればテンバガーになっていた銘柄でした。

じゃあ何が悪いのか?というと、自分で分析しなくなってしまうことなんですね。

モトレーフールは時にクソみたいな株も推奨します。

きちんとレポートまで読めば、その会社がまだ赤字であることや起こりうるリスク、短期的な値動きは考えていない、ということは書いてありますし、むしろそれを読めばまだ書いたくない、と普通なら思うはずなんです。

ですが、どれだけの人がレポートの詳細まで読んでいるでしょうかね。多く方が推奨された日に何も調べず買っていると思うんですよ。

事実、モトレーフールの推奨株を事前に不正入手して、公式から公表される前に株を仕込んで大儲けしていた人が逮捕されたニュースがありました。(こちらです。)

この記事内の最後に、こんな記載もあります。

Authorities said the shares typically rose after Motley Fool announced its picks, and that Stone and Robson would cash out of their positions soon after the release.

つまり多くの方がモトレーフールの推奨通りに、発表直後に株を買っているわけですよね。というか自分も決算書の勉強をする前はそうでしたので。。

ある程度決算書が読めれば、銘柄選定の頼りにサブスクが必要になることはありません。そう言った意味でも、米国株の花子先生の会計クラスは本当にお勧めです。

本で手軽に基礎を学習したいなら、この2冊は英語苦手な自分が読んでも分かりやすかったです。easyレベルから勉強したいならぜひ。(👇Amazonアフィリエイトリンクです。)
 >>花子先生の高校生でも分かる米国株
 >>Warren Buffett and the Interpretation of Financial Statements

まったく初めての方は、日本語で会計英単語も学べる花子先生の著書がおすすめだよ!

ただ、モトレーフールの他の商品のことは分かりませんし、もし銘柄分析の参考のためにサブスクしてみたい場合は、必ず割引価格で買ってください。
〜モトレーフールを安くサブスクする方法〜

⭐️会社からのプロモーション
⭐️キャッシュバックアプリ
⭐️クレカのキャッシュバック

私が購入した時は、ブラックフライデーディールで買いました。気になる方はイベントごとにサイトをチェックしてみると良いと思います。

個人的に、おすすめはキャッシュバックを使うこと。

楽天やIbottaなどのキャッシュバックアプリにも出てくることがありますし、一番のおすすめは年中割引で買えるキャピタルワンクレジットカードです。

以前このサイトで紹介しているから、興味があったらこの記事も見てみてね!

キャピタルワンクレジットカードは、特定の会社に対して割りの良いキャッシュバック特典があり、現在モトレーフールには$60バックの特典があります。

個人的にはもうサブスクはしませんが、もし試しにサブスクを考えているならプロモーションを利用してくださいね。

短期トレーダーの決算書分析との付き合い方


個人的にすごくすごく勉強になったことなんですが、“金利が株式相場に与える影響” を身に染みて感じたことです。

その大きな理由は、多くの場合で決算書分析が通用しなかったから

私が決算書分析を学び始めたのはコロナ禍の大相場のときでしたので、決算書が良い株が上がっていると、やっぱり決算書の通りに動くんだなぁ♪ と思っていたんですよ。

もちろん決算書分析は米国株取引に必須ですが、1年未満の短期トレードで勝負する場合は、金利や景気サイクルの方が重要度が勝るよ、ということなんですね。

じゃあ、短期トレーダーには決算書分析が役に立たないのか?といえば、そうではないんです。

決算書分析が役に立つ場面は以下の通りです。

● 長期投資として数年以上持つつもりの個別株分析
⚫︎ 現在のセクターローテーションに合わせた個別株の分析
⚫︎ 経済指標に合わせたセクターの個別株の分析

長期投資の株選びで決算書分析は必要なのは分かりますよね。

ここで重要なことは、そのときの景気や金利、経済指標の結果などに合わせて上げやすいセクターを探し、更にそこで決算書の良い銘柄をスクリーニングしていくときに決算書分析を使うよ、ということです。

もちろん、それでも十分な分析にはならないこともあります。

例えば、セクターによっては決算書が良くて当たり前のセクター、例えば半導体などもありますし、逆にバイオテックなどはそもそも悪いのがお決まりですよね。

また、決算書分析にも欠点があります。それが、

決算書はあくまで過去の実績を出したもの

ということ。なので当然、今後のセクターの変化や今後の見通しなどは反映していませんから、そのヒントを得たい場合は四半期の決算結果がどうかを見ていきます

四半期の決算結果で見る要素はこちらです。

● EPSが予想よりも上であること
● 売上高が予想よりも上であること
● CFOのガイダンスが予想を上回ること
くわしくはこの過去記事を参考にしてね!

この中でも、ガイダンスは会社のCFOから直接将来の見通しが発表されます。

ガイダンスはウォール街でも気にする指標ですから、短期トレーダーは得て損しない情報源かと思います。

ですのでスイングトレーダーの方は、決算書分析も学ぶべきですが相場次第で通用しないこともあるよ、ということは知っておくと良いと思います!

今年気をつけたい要素と要注意銘柄


この章では個人的に今年取引したくないセクターや銘柄を紹介しようと思います。

それを話す前に、現状景気サイクル中でどこにいるかを見てみましょう。

出典:SBI証券

正直、文献によって若干ズレている気がするんですけども。。^^; こちらは日本語でわかりやすかったので、SBI証券さんの図を利用させていただきました。

この図の中で、今は不景気で、金利上げから下げの中間くらいの位置にいますよね。

つまりエネルギー株の世代は終わり、今はヘルスケアや生活必需品関連株の時代。

更に今後利下げが示唆されれば、不動産セクターやホームビルディング、金融、そして2020年のみんなの憧れテック系に再び戻ることも将来的には考えられるのです。

そのため、多くのYouTubeでは不動産やテック株の時代が来る!なんて言われているのを目にします。

ただ、個人的にここがイマイチ納得していないんですよね、、間違ってるかもしれませんが。

自分の短い投資経験では、2023年は前半後半に分けても何がブームになるのかは分からないです。

ただ一つ思っていたのは、テック系が再度ブームになるというのは、少なくとも2023年の前半は難しいということでした。

なぜかと言うと、確かに今年の近いうちに利上げは打ち止めになると思いますが、利下げに転じるのはまだ先だと思うからです。

“利上げ止め” と “利下げ” は同じ意味ではないんだ。

今の大方の予想は、年内前半はむしろまだ利上げをし、その高金利状態が数ヶ月続くとのことですので、そうであれば、年間ほぼ金利が高い時期が続くということですよね?

だとすると、決算書上に高金利の影響が残るのはまだまだ続くと思うんですよ。

また、今後も不景気が続くとなると、資産管理ができていない人の株を現金化する動きもまだまだ出る可能性があります。

そしてセクターローテーションの影響で、新興国株に注目している人が増えていますから、いままで溜まっていたお金を引き抜く対象になるのは、割高なテック株になるんじゃないかなーと思います。

利上げによる決算書上に出る影響


ここで、なぜ高金利がテック株に悪影響なのかを説明するために、利上げによる決算書上に出る影響をちょっとだけ解説します。

金利上げを行うことで企業に与える弊害は以下の通りです。

● 借金の金利が上がるので負債額が増加
⚫︎ 成長投資のための借金をしにくくなることで成長を阻害
⚫︎ 支出が増えることで収益率の低迷に繋がる
● 自社株買いや配当のために借金している会社は尚更ダメージ喰らう

まず借金の金利ってなに?ということですが、ビジネスの多くは理由はなんであれ金融機関から借金をするのですが、その借り入れ利子のことです。

昨年の金利上げの影響で、現在借金時に発生する利子は驚くほど上がっています。

そうすると、自然とバランスシート上の負債(Liability)は増えることになります。

また高金利により、もともと信用度の低い会社は借金がしにくくなりますので、研究開発費(R&D)のためにお金を借りることが困難になります。

研究開発費はResearch and Developmentと表されて、R&Dとも表記したりするよ。

これまで何かの出費のために借金をしている場合、全く同じことにかかる費用が金利分割り増しするので、損益計算書上の出費(Operating Expense)も増えますから利益率も下がります。

中には、内部留保がないのに借金で配当や自社株買いをする会社もありますが、そういった企業はさらに首を締めることになるわけです。

だから研究開発費に膨大な資金を必要とする傾向があるテック系は、金利の影響を受けやすいのです。

今年筆者が買わないセクター


ということで、上記の景気サイクルや地政学リスク踏まえて、今年私が買いたくないセクターをまとめます。

● GAFAMなどの大型テック企業
● アドテックとサイバーセキュリティ
● 中国株

まずは先ほども説明したGAFAMなどの大型テック

今後の金利高止まりや不況の影響、そしてセクターローテーションで資金が抜けやすいから、という理由です。

個人的に気になったんで、2000年のドットコムバブルで全盛期だった優良銘柄、シスコシステムズやAT&Tの年次決算書とチャートをサラッと見てみたんですね。

決算書はこれです:CSCO 10KT 10K

月足チャート:

これらの銘柄は決算書が良い黒字企業だったにもかかわらず、その後高値まで戻っていないですよね。

“でも今は安値だし買ってもいいのでは?”という意見は一理ありますし、GAFAMが同じ道を辿るとは限りません。

ただ、底値をつけてからは横ばいの動きが数年掛かっているので、日足レベルでの一過性上昇はあっても、長期で個別株として買いを入れるのは効率が悪い気はします。

そして、個人的にテック株で特に買いたくないのがアドテックとサイバーセキュリティ株です。

アドテックは今後の金利の高止まりの影響プラス、最近のプライバシー問題で難しくなりそうだな、という見解です。

また、サイバーセキュリティーは昨年は戦争の影響で一時期上げていましたが、もう戦争は終盤で、そもそも決算書は悪い企業ばかりですよね。

5年10年越しでは必要な技術ですが、今年という短いスパンで考えれば、金利高止まりの影響で負債が増えるのと、自社株売りは続きそうなので今は買う必要がないと思いました。

最後は中国株です。

今は新興国株ブームにのって中国株も一緒に買い込んでいる方も多いと思いますし、しばらくは上げるかもしれません。

そういった意味では、短期トレードには面白いかもしれませんが、私はどちらにせよ手をだすことはないセクターです。

この国は粉飾大国ということは忘れてはいけません。今後もどこかのタイミングで不祥事を起こし、1日で10%ギャップダウン。。なんてこともあり得ることは、念頭に置いて取引してくださいね。

買いたくない銘柄のサンプル


個人的に買わない銘柄のサンプルをいくつか挙げておきます。

⭐️大手テック:Google、META、NFLXなど
⭐️アドテックやサイバーセキュリティ:PANW、OKTA、TTD、ZS、CRWDなど
⭐️中国株:BABA、JD、NTESというか全部
他にももっとあるけど、よく知られてる銘柄を挙げておくね。

大手テックの中でも、Googleはアドテックなのと株価が高すぎる、そしてMetaはサービスに魅力を感じないので投資しない、というのが理由です。

ネットフリックスはサービスは好きなのですが、競合多いし、そもそも株価高いという単純な理由です。EPS28倍は高いかなと。

他に有名なアドテックはTTDがありますが、これも最近は赤字化して大変さが垣間見えているので×。

PANW、OKTA、ZS、CRWDはみんな赤字企業だし、負債が多く流動性ない会社もあるのでそもそも対象外。

中国株は個別株のファンダメンタル云々の話ではなく、先ほどの説明の通り、中国のお国柄が何の不祥事を起こす(発覚する)か分からないので信用できないから、という理由です。

今年やりたい投資と今後の活動


最後に、今年個人的にやりたい投資を紹介して終わります。

今年やる投資

今年の1月は、最初の5日間で合計上昇だったこともあり、アノマリー通りに行けば上昇の1年間になりそうですね。

そして今年は大統領選の3年目の年に当たるので、アノマリーでは3年目の年は全て上昇相場ということもあり、上昇が期待できるのかもしれません。

今後はインフレも収まり金利が並行に推移することで、セクター的には不動産や新興国、貴金属などの投資が良いと言われていますが、自分としてはどの個別銘柄に投資すれば良いのかは、分析が難しいと思いました。

そういった意味も難しい個別株はほどほどに、指数に投資しておこうかなと思っています。

こちらが今年私がやる予定の投資です。

去年は調子こいて個別株を運用してみたい!と言いながらM1ファイナンスでもう一つアカウントを開けたんですが、

結局マイナス13%という結果だったので、そろそろ個別株運用の難しさを学びましたから、今年は大人しく指数の積立だけにしておきます。

このお金は積立用のアカウントか短期投資口座にロールオーバーします笑

2つ目は、広瀬隆雄先生から学んだフロンティアマーケットへの投資です。

既にいくつか買い込んでいますが、フロンティアマーケットETFのFMや、その他ポーランドやベトナム、メキシコなどのETFを買って、本当に金利下げ見通しが立った局面で新興国株が買われるのか、体験してみようと思います!

最後は自分にとって最も重要度の高い、譲渡性預金のCDCertificate of Deposit)。

これに関しては喋りたいことがたくさんあるので、別途記事を書きます!

とはいえ金利上げMAXのタイミングでやらないといけないので、モタモタしているとタイミングを逃してしまうのでここでいくつか紹介すると、

⚫︎ Marcus(Goldman Sachs)
⚫︎ 360 CD(Capital One)
⚫︎ Brokered CD(Vanguard)

このあたりなら安全で高利息のCDがあっておすすめなので今度解説します。

今後の活動と余談

今後のブログについてですが、別に新しいものを作ろうか考えています。

このしゃちログ。はパンデミック以降、自分用にFXや米国株トレードの備忘録として無計画に始めたものだったんですね。

自分のプライベートやら好き放題書いているにもかかわらず読んでくださる方がいらっしゃり、今後も思い立ったときに更新するスタイルで続けようかなと思います。

ただ、投資情報だけ知りたくて訪問する方には不親切極まりないので、米国で投資やトレードを始めたい方向けに、始め方の要点だけまとめたブログにすれば、見やすいかなと思いました。

新しいブログでは、投資だけではなくて、低所得者の資産形成方法や、米国で底辺移民の片親がサバイブする方法など、ワケアリ米国在住者向けにお金にまつわる話を短く書いていこうかなと思います♪

ホームレス寸前から人間生活に戻した体験談とか、USアーミーになろうとして即落とされた話とか、あ、全然関係ないですね。

噂によると2026年から税率が上がるとかで、控除の仕方とか色々シェアしたいことがあるので、そのへんも気になる方多いですよね。

本業の合間にはなりますが、形になったらまたここで報告します。

あとがき

いつも通り、数日掛で執筆した超長文記事なので、見たいところだけピックアップして楽しんでもらえていたらと思うばかりです^^;

今年も忙しい年にになりますが、今後も何か学んだことや書きたいことがあれば、不定期でアップデートしていきます。

皆さんの一年が素敵なものになりますように⭐️