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【米国株・FX】ウィークリーアナリシス:7月25日週 ~チャートが気になる米国株10選!~

ウィークリーアナリシス トレード

今週のウィークリーアナリシスは、恒例米国株式市場と取引優位性のある銘柄を分析した後、FXはカナダドルの分析解説。今日のテーマは、“チャートが気になる10銘柄”ということで、ファンダメンタルの良い、もしくは個人的に好きな銘柄のチャート分析をしていくよ!

こんにちはオルカ(@orca_blog)です。
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*インスタでは個人的に好きなor買った中長期銘柄を紹介しています!

今回のウィークリーアナリシスは、T3ライブのサミさんのYoutube分析で出ていたことを含め、現在のマーケット分析と先週の取引。そして今週取引優位性のある銘柄の紹介。今日のFX部門では、恒例カナダドル(USDCAD)の分析をしていきます。また今日のテーマは、“チャートが気になる米国株10選!” ということで、ファンダメンタルが良い、もしくは個人的に好きな銘柄10個を、チャート分析しながら紹介していきます。

先週の取引・マーケット分析

先週は色々と忙しいチャートでした。SPY、QQQは月曜日は一旦大きく下げるも、その後火曜日に大きくリバーサル。IWMも同じように動きましたが、その後の値動きはIWMだけ鈍化していましたね。早速チャートを見ていきます。

マーケット分析

今日は画像解説で見ていきたいと思います。

SPY:

レコードハイですね。引き続き上昇継続していけそうな大陽線で引けています。

ただ、週足を見ると

これまで高値圏で大陽線を付けているものを見てみると、週明けは上昇継続しても、その後下げている場合が多いですね。

QQQ:
QQQもSPYと同じで、新高値更新。

どちらにも言えるのは、今週はまだ大丈夫かもしれませんが、いつでも10~20%の調整下落が来てもおかしくはないよ、という相場ですね。

IWM:
では問題児のIWM。

日足のロウソク足は、まだ上昇していけるポテンシャルはありますね。火曜日の力強いリバーサル後、一旦調整入るも、その後上昇再開していますので、短期的に上げていけるんじゃないか、とは見ていますが、これも週明けの値動き次第ですね^^;

心配なのは、週足を見たときにに依然下落の範疇だよ、ということ。これを見みると、先々週の陰線まで届かず失速している感はあります。

まず今週は、この先々週の週足の最高値を更新できるか、ですね。というと日足では、20MAを超えて陽線で確定する必要があります。

こういう相場って短期トレーダーには難しいですよね。マーケット全体は上げているのに、中小企業はどっちつかず、みたいなときは。

今のマーケットが上げているのは、GAFAMなどの大手が上げているからなので、惑わされずに今週も取引していきたいです。

サミさんの分析では、SPY、QQQはレコードクローズ、連日陽線形成、ということもあり、今週は横ばいの可能性もあるけど、基本上昇圧力が強いので上目線で見ていけるのでは?とのこと。もし、更に大陽線や上髭長い陽線を付けてくる(エクセレレーション)ようなら、そこからのリバーサルが期待できるね、とのことです。

IWMに関しては、月足週足レベルのレンジの安値近辺がかなり機能しているので、ここからも上昇継続目線で見ていけるのでは?とのことです!

先週紹介していた銘柄の結果と今週取引優位性のある銘柄

先週紹介していた銘柄はどれも、月曜日にギャップダウンしてトリガーを超えてしまい、週末の分析通りに取引できたものはなかったんですが、その中で今週引き続き取引していきたい銘柄を紹介します。そのあと今週取引するかも知れない、取引優位性の高そうな銘柄を紹介します!

先週の銘柄で今週も見ていきたい銘柄

BTBT:

これは先週時点で引き続き下落するようなら取引したいということで紹介していました。一旦火曜日のマーケットでリバーサルするも、その後、前回の最低サポートがレジスタンスになり、下げていますね。

引き続き下げ目線で見ていけるかな、と思います。もし、IWMや仮想通貨が上がってしまった場合はその限りではないんですが、今の所ビットコインも上昇圧力限定的で、依然調整レンジ内をウロウロしているので、大丈夫かなと思います。

もし取引するなら、1時間足で見て、再度20MAなどの移動平均線当たりまで上げてきて失速し、そこでベースをつくるようなことがあれば、ショートエントリーしたいです。

ただし、この手の相場はあまり値動きがないので、取引してもつまらないかも知れません。それでいて仮想通貨関連銘柄の場合、スプレッドも無駄に大きいことがあるので、その当たりは気をつけて取引したいです。

今週取引優位性のある銘柄
では今週取引できそうな銘柄を紹介します。

OWL (daily base breakout)
この銘柄は最近上場した銘柄ですね。

この手の、一度高値圏を付けてから急落した銘柄が、再度そこから這い上がろうとしている場合、もう一過性の上昇はあることが多いのです。

取引は、日足でのベース形成後、コンティニュエーションパターン(123パターン)形成しながらのブレイクアウト。なので、こういった場合は、前回高値がエントリーになります。だいたい$14ですね。

ただしトリガーが近いので、週明けにギャップを作ってくるようなら一旦様子見して、再度エントリーポイントを規定してから取引します。

ZEN (Edge breakout)
これはいい感じの上昇トレンド押し目で発生した三角持ち合いですね。

ここを今週上抜けてくるんじゃないかと思っています。

これ、週明けの様子を確認してどうするか決めたいです。もしギャップダウンしてきたら、再度エッジ上限に来るまで待ち、そこを超えたらエントリーするか、もしこのまま上げてしまったら、下位足での調整でエントリーしたいです。

一番良いシナリオは、このままエッジ上限を近辺でレンジ(ベース)を作り、そのベースをブレイクアウトしてくれること。そうすれば、しばらく上昇継続が見込めますよね。

この今のチャートだけだと、上昇に走り出すのが早かったので、近々失速して調整に入る可能性が高いと見ています。なので、ここから仮に上昇継続していっても長続きしないので、もしこのまま上昇するシナリオが来たら、デイトレ、数日スイングのスパンで、次の調整までの上昇を取っていきたいです。

いずれにしてもマクロは上昇トレンド中なので、次の調整が来たらそこでもロングする予定です!

QDEL (123 pattern)
これをマーケット中に見ていたらエントリーしていただろうな、と思うほど、綺麗なコンティニュエーションパターンの出ているチャートですね。

まずは週明けどうなるかを見ていきたいですが、前回高値の151.31を超えたらロングエントリーしたいです。

この場合、マクロでは下落なのですが、短期的には日足200MAくらいまで上がるポテンシャルは見えます。現在の上昇は力強いですからね。

NOK(Transition A)

最後はノキア。これはジム・クレイマーが最近押している銘柄ですね。以前は文句言っていたと思うんですが^^; ウォールストリートベッツ銘柄ですね。

個人的には長期ではなく、単にもう一過性の上昇が来そうだな、と思い紹介しています。

前回、移行点Aのギャップアップがあってから、しばらく20MAに沿った横ばい上昇を続けていて、ここからもう一弾の上昇は可能性があるんじゃないかと見ています。

ただ、今週中にそれが来るかどうかは分からないので、前回ベースの高値、5.49辺りをストップにして、今週開けから保有しようかと思います。

取引ポイントの用語ですが、こちらでチャートパターンについては解説していますので、ぜひこちらの記事もご覧くださいね。

チャートが気になる米国株10選とチャート分析!

今日は、連日の上昇相場で、個人的にチャートが気になっている銘柄を10個紹介したいと思います。

今日の銘柄は、ほとんどがファンダメンタルは悪くない銘柄なので、長期投資には良い銘柄ばかりなんですが、決算書は悪いけど個人的に好きな銘柄も少し紹介しています。

銘柄の紹介とチャート分析!

銘柄名と時間
前置き: 0:05~
PAYC(ペイコム): 00:26~
RPRX(ロイヤリティーファーマ): 02:35~
TSN(タイソン・フーズ): 04:32~
TTD(トレードデスク): 06:29~
CRM(セールスフォース): 08:22~
NTR(ニュートリエン): 09:33~
TXRH(テキサスロードハウス): 10:59~
AVNT(アビエント): 12:28~
CVS(CVS): 15:09~
SOFY(ソーファイ): 16:48~

概ね今は買い場としてもありだよ、という銘柄ばかりなんですが、逆に今が最低サポート付近なので、そこを深ぼったら損切りする、という銘柄もあります。

それがロイヤリティーファーマとタイソン・フーズです。2つとも良いファンダメンタルを持っているんですが、あまり株価は良くないですね。

個人的には好きな銘柄ですが、もしこれ以上下げてくるなら一旦他の銘柄にローテーションする予定です。

チャート的には、多くが週足レベルのプルバックを終え、プルバックの下落をサポートしているトレンドラインを上抜けている銘柄が多いです。このまま上昇継続してくれたら良いですね!

決算書は悪いけど好きな銘柄、というのが最後のSOFIです。これはオンラインバンクなどもある、投資プラットフォームやクレジットカード、学生ローンなどを提供している会社です。

個人的にはなんでここまで下げているのか分からないのですが、まだまだ赤字拡大しているのは確かなので、これは忘れた長期投資として保有していたい銘柄です!

ちなみに、Sofiについてはけっこう前にこちらで紹介しているので、良かったら見てみて下さいね。

こちらからアプリをダウンロードすると1000ポイント($10分)貰えるプロモーションもあります。

FXの今週の分析

FXは、前回紹介していた下落銘柄は、調整作らず週明けすぐに下落し、火曜日まで下げ続けて、このまま下落?と思いきや、マーケットのリバーサルのタイミングで一緒にリバーサル。

そういえば数週間前も似たような値動きになったなーと思い、その後のリバーサル取引はしやすかったです。今後、マーケットが下落しているときに一緒に下げている通貨ペアは、リバーサルのタイミングも同じかもしれませんね。

では今日は、今週気になる通貨ペアの紹介と、カナダドル(USDCAD)の分析をします。最後のカナダドル分析だけ見たいよ、という方はこちらからどうぞ

今週気になる通貨ペア

● NZDCAD(ニュージーランドドル/カナダドル)
● NZDCHF(ニュージーランドドル/スイスフラン)
● EURJPY(ユーロ/日本円)

NZDCAD
これが日足ですが、

乱高下が酷い銘柄ですよね^^; これは長期的に上昇のポテンシャルはあるんじゃないかと思い、先週から紹介していた通貨ペアです。残念ながら、先週の値動きでかなり大きく下げてしまったので、そのシナリオの可能性は下がりましたが、一応まだギリギリ上昇をサポートする節目手前で保っている状態です

ここから上昇するシナリオを想定するなら、少なくともこの下限を割らずに、ここからダブル底を付けるなどして上昇する必要がありますね。なので、直近の下げがどこで下げ止まれるのかに注目です。

もし、ここを割らずに上昇するような値動き、例えば、下ヒゲピンバーを作るとか、上昇圧力が下落よりも高まる、などがあれば、エントリーしたいです。

今の日足を見ると、斜め上がりのインバーテッドを形成しているので、基本的にこの手のチャートは崩れやすく、手を出すべきではないです。ですが、仮にここからダブル底を作り、上げていくと想定し、Wの最安値下(エッジ下限)にロスカット敷いて、上昇値幅を取る取引なら、リスクリワードは良いですよね。

それに、この銘柄は乱高下がスタンダードで、これが週足なんですが、

週足レベルでも分かる、大きく下げてからの巻き返しはよくある現象のようなので、許容範囲内での大きな値動きは気にせず取引していきたい銘柄です。

NZDCHF
まずは週足。

先週も紹介しましたが、依然チャネル内を推移しています。ですが、いずれどちらかに抜ける日も近いと思います。この直近のピンバーが、そのままの意味で機能してくれれば良いんですけどね。。

日足ですが、

以前の大陰線のインパクトが強すぎて、直近上昇圧力弱いですね。ですが、まだ現時点ではどちらに抜けるか分かりません。

ここから上昇のシナリオを考えるなら、なんとか頑張ってこのレンジ上限まで来てもらって、そこにへばりつくように、上限を意識している値動きで推移していくれれば良いです。

仮にここから下げてしまっても、前回下限を試してきたの最安値の価格帯までで下げ止まり、そこから上昇圧力強めで巻き返してくれるなら、そこからの上昇のポテンシャルは高くなりますね。

ここから下落するシナリオの場合は、このまま崩れ落ちていってもおかしくはないので、下限を試してきたときに、より下限が意識されているような値動き、例えば下限を徐々に刺すような値動きだったり、実体部分の明確な陰線で付けてくるなど、があれば、下限を深掘りそうですね。

とりあえず、直近の下落がどこで下げ止まるのかに注目です。

EURJPY
ユーロは苦手なので普段取引しないのですが、今回は節目上抜けの可能性があるので紹介しています。こちらが日足。

大きく下落後、リバーサルで逆三尊を形成しました。今後はこのネックラインを上抜けるか、ここから下げるか、ですね。

個人的にここから上げると思っている理由が、これまでの下落をサポートしてきたトレンドラインを上抜け、そのトレンドラインがレジスタンス転じてサポートになり、そこから上昇再開していること。

とりあえず、週明けどうなるかは観察して、

もしここの上限を上抜けて、次の調整でこの上限がサポートになったとか、この上限を何度も試してきてから上抜けるようなら、そこからの上昇継続優位性は上がるので、そういう値動きがきたら取引したいです。

現在のカナダドルの分析

では、カナダドルの分析ですが、週足から見ていきます。

前回は、今がマクロレベルでの上昇転換の転換点形成中、と話していましたね。現在もまだその可能性はあるんですが、この週足上ヒゲ陰線形成を見ると、まだしばらくは方向性に迷うような相場になると思います。

日足を見てみると、

前回の上昇を半値以上打ち消し、現在小幅レンジで推移しています。これを見る限り、下落圧力強いなーと思います。

4時間は、

今はどちらに行くか、なんとも言えないです。なぜなら、まだその値動きが何も見えないからです。

もしこの下限と、上昇をサポートするトレンドライン両方下抜けるなら、短期トレードで次のサポートまでの下落は取っていけそうですね。

とはいえ、このマクロの上昇転換が失敗に終わる最低サポートは、週足レベルのトレンドラインなので、これを明確に深ぼることは、今週中には来ないとは思います。どちらにしても、あまり取引優位性の高くない銘柄として、観察したいです。

あとがき

今週もマーケットは上昇継続するのか、楽しみですね。今月から仕事の関係もあり、ウィークリーアナリシスはしばし休止します。ほとんど自分のためのアウトプットだったので、誰も見ていないということもあり、今後は何かテーマを決めて、Youtubeで不定期で分析動画を出そうと思います。その時は、このブログのサイドバーに随時アップデートします!米国株長期投資のテーマだと、少なからず見る方がいるんだなーという印象です^^

また、FXのカナダドルの分析は、高橋ダンさんのポストプライムなら文字制限がないので、そこで出そうか考え中です。まだ正式に出てはいないのかな。

ブログの方は今後、米国株短期トレードのFINRAルールや、少額資金からの始め方とか、チャートパターンごとに、週明けシナリオ通りにいかなかったときの立ち回り方など、色々書きたいことがあるので、まずそちらを書き終えようと思います。あとは企業分析もやりたいです。多分次回は何かの大麻株か、前からやってみたかったシーワールド株を分析します。一日40時間くらいあればなーと思う日々です。

また現在、決算書分析の練習もしているので、この企業の株買おうか迷っているから分析してほしい、他人の分析が見てみたい、理由は何でも良いので、良かったら利用して下さい。個人の名前やメルアドなどの個人情報は一切必要ないので、こちらからは誰が投稿したか分からないようになっていますので、ご安心下さい。こちらからどうぞ。